オヤジ飲み

仕事帰り、相方の先輩がたと、相方と4人で、会社の近くのおでん屋で飲む。なんでそんなおじさま方と飲んでるのかまったくわかんない。ひとりは松山出身のおじさまだったので、ジャパハリネットを売り込んでおきました。しかしなぜ男のひとは一定の年齢を越えると司馬遼太郎とか戦争のコトとか、歴史の話ばかりするようになるんだろう。

訃報

中尊寺ゆつ子さん死去。午後、アイモードの号外速報で知ってびっくりっす。中尊寺さんといえば、私にとってはマンガ家と言うよりロッカーだ。ロシアバレエ団(ナゴム)ですよ。チュチュ着て、踊りながら歌ってた姿がいまも目に浮かびます。あんな下手なボーカルはあとにも先にも聴いたことがない。けど、なんつーか不思議オーラを放つバンドでした。ゆつ子さん自身は、ケイトブッシュファンクラブとかもやってたんだよなあ。お互い学生だった頃にちょっとしたやりとりをしたことがあって、お礼のハガキを一枚もらったことがある。義理堅い人だったんだな。そこに描いてあったイラストがすごいかわいくて、そのあと漫画家になったと知り、ナットクした覚えが。あーあ。死んじゃったのか。なんでだよー。心からご冥福を祈ります。合掌。
(追記:結局亡くなられた原因は結腸ガンだそうで。まだ若いのに残念)

ふぁいやー!!

水野英子著『ファイヤー!』全4巻。初版発行は昭和48年。ってもう30年前なのか。ロック漫画の草分けですね。Nちゃんが先輩女史から譲り受けたものを借りて初めて読んでみました。主人公アロンの複雑な生い立ちから始まり、歌ってんのはほんのちょっと。真ん中かからはファイヤー(主人公のバンド名)を取り巻く女模様&苦悩vs商業主義に終始して、ほとんど演奏してねーっつーの。時代ですかね。ウッドストックの影響とかも色濃くてなかなかに興味深いです。
“ロックは火打ち石。アロンの「肉声」が「楽器」とぶつかり合うとき、燃えさかる炎はファイヤー!”
ってカバーに書かれたコピーがいちいちゴージャス。巻末の著者近影がなにげに水木系でコワイっす(←昔のサンブック)。