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5-29

河内メシ・2016年5月

| 00:36 |  河内メシ・2016年5月を含むブックマーク

 このシリーズ、多分7月頃まで続くで(泣) 先月: 河内メシ - Cask Strength

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 甘さ控えめのメロンといった風味の瓜。河内の夏はこれで水分補給するのが最高。

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 元同僚がタイ湖(西湖)に面する某有名レストランに連れていってくれた(オレもお忍びで)。屋外。実は、この後に雲行きが怪しくなり、稲光が頻繁に発生してそのたびにオレは「ひー!」「ぎゃー!」とか騒いでいたのですが、元同僚は「大丈夫ですよ。これは雲のずっと上のほうで光っているだけです。まだ(この時間帯では)落雷しませんよ」と悠然としていた。ほかの客も全く気にしていなかった。実際、最後まで雷鳴も聞こえなかったし、落雷もしなかった。ある土地に住み続けると、こういう身体的な感覚を自然に身につけるものなのだなぁ。

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 その有名店の目玉料理がこちら(ピンボケすいません)。小エビを粉もののふんわりとした衣で包んだもの。というか、基本的に衣の味でしたw 3、4個は美味しくいただきましたけれども、その後は胃酸的にきつかった・・・w 元同僚によると、昔に比べると味は落ちたとのこと。

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 蒸し春巻き。キノコやタケノコのほかに入っている肉は牛肉のような味がしましたけれども、元同僚「これタニシです」マジか。日本でもタニシを食用に供すべし。

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 ディルその他のハーブが豊富に使われていてすごく美味しかった。

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 今回の出張は非常に忙しくて、結局、昼は仕出しの弁当に。でも、これが想像以上に良くてびっくりした。これ(写真にはうつっていないけれどもパクチスープ付き)で日本円にして200円程度なら今後もずっとこれで満足です。ターメリックライス最高。このピリ辛ソース最高。

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 韓国料理も試してみた。なにしろ駐在韓国人の数は日本人の10倍だという。韓国料理店の競争が激しくて、さすがにレベルは高い。焼肉も食い、酒もしこたま飲んで一人1000円ほど。日本だったらこの何倍も払うことになるだろう。

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 そうそう、フォーといえばフォーガー(鶏のフォー)しか食べたことがなかったので、フォーボー(牛肉のフォー)も食べてみたよー。こってりしていのるかなと思いきや、鶏と同じようにさっぱりしていた。健康になるよこりゃ。

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 おまけ。常宿にしているところは中の上といったホテルでして、安心してくつろげるほどに充実しているのですが、今回の部屋の浴槽は・・・えーと、シャワーすると外が水浸しになると思うのだが、これは一体・・・w

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5-27

先送り語釈

| 11:32 |  先送り語釈を含むブックマーク

 学生たちに日本関係の辞典・事典のごくごく初歩的なことを手短に教えてくれないか、というご依頼。それは得意分野(?)ですし、こちらでお世話になっているお礼も兼ねて快諾して、実際に手にとってもらいながらいろいろと説明したり注意点を教えていたところ、図らずも久しぶりに「先送り語釈」を見つけました。

 「先送り語釈」(私の造語)とは、2会以上語釈が先送りにされる例、要するにAの項目で明快な語釈が与えられずに「Bを参照せよ(Bに同じ)」とあり、Bを見ると「Cを参照せよ(Cに同じ)」と出てくるアレです。昔、面白がって探したことがあります。今となっては一例も思い出せませんですけれども。どこかにメモしているはずなので、それが出てくるといいな。

 我が東洋の訓詁学には「互訓」という、「先送り」「たらい回し」ならぬ「循環」語釈といえる恐ろしいものがあって、「AはBなり」でBを見ると「BはAなり」と出てきたりして目を白黒させるわけですが(ただし、たいてい常識的な語に限られている)、「先送り」は一応送られた先で解説はされています。まあ、一種の欠陥ではあることは間違いないけれども。

 さて、『広辞苑』第5版の「すみなわ【墨縄】」の項目を見ると、

墨糸に同じ。〈和名抄一五〉

そこで「すみいと【墨糸】」にあたると、

「墨壺」1参照。

・・・で、「すみつぼ【墨壺】」に至って、

大工や石工などが直線を引くのに用いる道具。一方に墨肉を入れ、他方に糸(墨糸)を巻きつけた車をつけ、糸は墨池の中を通し、端に仮子という小錐をつける。墨糸を加工材にまっすぐに張って垂直に軽く弾くと、墨線が材面に印される。

となる次第。当然、「すみなわ」の項目に「墨糸に同じ。「墨壺」1参照。〈和名抄一五〉」とでもあるべきところ。

 とはいえ、これは辞典にとっては小さな瑕疵に過ぎないと言えるかもしれません。今回のケースのように、「2回先送り」されるものしか私は見たことがない。

 もし、3回以上先送りされるものをご存じでしたら是非ともご教示ください。

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5-24

本棚メモ

| 02:36 |  本棚メモを含むブックマーク

訓點資料の研究 (大坪併治著作集)

訓點資料の研究 (大坪併治著作集)

詩のトポス 人と場所をむすぶ漢詩の力

詩のトポス 人と場所をむすぶ漢詩の力

北宋絵画史の成立

北宋絵画史の成立

主題書誌索引2008-2014

主題書誌索引2008-2014

チベット仏教発展史略

チベット仏教発展史略

言語表現喩像論

言語表現喩像論

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5-22

きんくら・Square Calligraphy・徐冰

| 00:13 |  きんくら・Square Calligraphy・徐冰を含むブックマーク

 普段は眉を顰めて眺めている(欧米、そして我が国のごく一部の論文の題目に見られる)「三題噺」的なタイトルに敢えてしてみました。いいのです、酔っぱらっているから。でも、なかなかキレイな連想だよ。

 今日呑んだ岩手地ビール、「きんくら」「あかくら」「くろくら」のデザインが素晴らしい(いわて蔵ビール きんくら(金蔵) 350ml缶 いわて蔵ビール(地ビール) 世嬉の一酒造)。「金蔵」「赤蔵」「黒蔵」という二字が一体化するにあたって見事に「蔵」のくさかんむりとオーバーラップしている。

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 それだけではなく、蔵の「臣」の部分は KURA になっており、ただちに想起されるのは、先日も言及した、Square Calligraphy です。

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 そして、この運動を主導した Xu Bing(徐冰)氏は、新刊書『東アジアにおける〈書の美学〉の伝統と変容』(三元社)所収論文、劉悦笛氏「現代中国における書の実験――徐冰の作品を例として」にたまたまとりあげられていたのです。なんたる偶然。

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 おかげで徐冰氏のひととなりと代表作について知ることができました。

 Free writing | stalker

・・・《天書》の文字は、西夏文字の造形規則を想起させるものの、その文字がもつ意味は一切失われている。つまり、《天書》に用いられている文字は内容のない形だけのもので、誕生と同時に文字としての活力を失った文字といえる。《天書》は、そうした疑似宋朝体の文字を用いることで、天から降ってきた読解不可能な書物を表現しているのだ。

 徐冰が疑似宋朝体を選んだ理由は、その書体に何の様式も個性もないからである。この創案は、書の本質に逆らう傾向を示している。彼は4,000を超える版木を作成し、それを広範に繰り返し刷ることで、印象的な作品をつくり出した。

(前掲論文153、155頁)

 On View Now | Back to the Future: Xu Bing, “The Living Word,” and the Legacy of 1989 | ART21 Magazine

《生きた文字(The Living Word)》(図3)は中国において注目されている作品で、象形文字、篆書、隷書、楷書、簡体字などそれぞれ異なるフォントを用いた430もの「鳥」の漢字で構成されている。「鳥」のかたちを最も抽象化した文字は地面の端に固定化されている一方、絵画的に捉えた図像は天空へと飛び立ち、天井に向かって螺旋を描きながら外へと舞い上がってゆく。

(前掲論文161頁)

「バラン」(葉蘭)という語頭の濁音

| 16:37 |  「バラン」(葉蘭)という語頭の濁音を含むブックマーク


 我が家にもこのプラスチックのものではなくて本物(?)のバランが生えています。

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 この葉に握り寿司を乗せて食べるのも一興・・・と思うのですが、まだやったことはない。

 それはそうと、私はバランは外国語だと思っていたのですが、辞書を引いて少し驚いた。これ、本当はハラン(葉蘭)らしい。

 御承知の通り、基本的に和語は語頭に濁音がこない。だとすると、この「バ」ランという語形は一体何なのかということになるのですが、wikipediaには、

寿司などの食品に付属する緑色のプラスチック装飾品をハランまたはバランというが、これはハランを真似て作ったプラスチック製のものを人造ハランと呼んだのが起源である。前に「人造」が付くため「ハラン」が連濁して人造「バラン」となり、「人造」が取れて短縮された結果である。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8F%E3%83%A9%E3%83%B3_%28%E6%A4%8D%E7%89%A9%29

 ある板前さんのブログにも、

ハラン(葉蘭/はらん)とは飲食関係者が「バラン」と呼ぶ【仕切り】(人造バラン)の原型である植物で、それゆえに馬蘭とか婆蘭の字を当てることもあります。 人造バランと本来のハランを区別する為の当て字であるとも考えられますので、ユリ科常緑多年草である本来のハランは、バランとは呼んではいけません。

http://temaeitamae.jp/top/t6/b/013/01.html

 連濁が生じていた複合語のうち、前の部分が省略されただと・・・?ただし、「葉蘭」は「馬蘭」(バラン)に由来するという説もあって、なかなか事情は複雑。これなら漢語の音読みなので語頭の濁音は問題にならない。wikipediaにもあるように、小学館の『日本大百科全書』には、

ハランの名は、大きなランを意味する中国名の馬蘭に由来する。江戸時代にそれを「ばらん」と読み、のちに「はらん」に変化、葉蘭という字があてられた。『花壇地錦抄(かだんちきんしょう)』(1695)は「花は未(いま)だ見ず」と記し、『本草綱目(ほんぞうこうもく)』の馬蘭の記述を引用している。

と。たしかに『花壇地錦抄』には「葉は大きくあつし」とあって具合がいいのですが、『本草綱目啓蒙』巻10によると「馬蘭 コンキク・・・葉鶏児腸ノ葉ニ似テ、鋸歯深シ」、つまり紺菊を指したようで今のハランとは異なるようです。一方で、『和漢三才図会』では「倭ノ馬蘭」としてキク科の植物ではなく、今言うところの葉蘭のような絵を描いていて、いろいろと混乱が生じています(というか混乱しているのは私だけかもしれませんが)。興味深いので、時間があったらちゃんと調べるのに!

 ともあれ、馬蘭から来たという説をとれば、

 馬蘭 → ばらん → はらん(葉蘭)→ はらん・人造はらん → はらん・人造ばらん → ばらん

 という経過を辿ったことになる。私は知らず知らずのうちに元来の呼称に戻っていたのか。

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5-16

本棚メモ

| 21:54 |  本棚メモを含むブックマーク

忍者の歴史 (角川選書)

忍者の歴史 (角川選書)

日本刀の歴史 古刀編

日本刀の歴史 古刀編

植物学の百科事典

植物学の百科事典

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5-13

今週のお題「植物大好き」

| 22:48 |  今週のお題「植物大好き」を含むブックマーク

 今週のお題「植物大好き」

 昨年と今年でどれくらい植物の記事を書いたかなーと思ってざっと見てみたのですが、

  シロヤシオの苔盆を買ったよ - Cask Strength

  シロヤマブキ満開 - Cask Strength

  「あなたの助けになる」 - Cask Strength

  今日暮れぬ明日も来て見む - Cask Strength

  シロヤマブキ開花宣言 - Cask Strength

  心あらむ人に見せばや - Cask Strength

  ハゼノキの紅葉 - Cask Strength

  ひょうたんとゴーヤ - Cask Strength

  ひょうたんの芽が出ました - Cask Strength

  ハゴロモジャスミンが満開になったよ - Cask Strength

  山高み 岩ねの桜 散るときは - Cask Strength

  世界樹を買ってきたよ - Cask Strength

  花見をしました - Cask Strength

  大根の葉で作ったハンコ - Cask Strength

  好文木 - Cask Strength

 過去記事すべてからピックアップしたらそれこそ枚挙にいとまないでしょう。写真を撮ってツイートしただけのものも多い。


 ↓こんなのも含めたらキリがないな。

  ウワバミソウがおいしかった - Cask Strength

 ウワバミソウは食べると美味いという特徴を持つ植物です。(元ネタ: 蕎麦弁当を開発して毎日食べてます - 山下泰平の趣味の方法

 せっかくだから今日も一つ紹介するよ。先日花壇に植えたので。ボイセンベリー。

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 柿太郎の隣に地植え。

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 そして、ボイセンベリーのことを調べてみてびっくり。子供の頃の思い出の地 Knott's Berry Farm と大いに関係があるということを知りました。

・・・2人はそのつるをカリフォルニア州ブエナパークにあるナットの農場に移植し、果実を付けられる状態に戻るまで養育した。その後ナットはこのベリーをカリフォルニア南部で商業的に栽培することに成功した[4]。1932年、ナットは農場の直売所でベリーの販売を開始したが、この大きくて味の良いベリーは、程なく沢山売れるようになった。ナットはこのベリーの名前を尋ねられた時、元祖の栽培者にちなんで「ボイセンベリー」と答えた[5]。彼の家が経営していた小さなレストランとパイ屋は成長し、ナッツベリーファームとなった。またボイセンベリー人気の高まりを受けてナット夫人はジャムの製造を始めた。そしてこのジャムもまたナッツベリーファームを有名にした。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9C%E3%82%A4%E3%82%BB%E3%83%B3%E3%83%99%E3%83%AA%E3%83%BC

 何年も会っていなかった旧友に道端でばったり再会したような不思議な気分(このベリーのことはまったく覚えていなかったですけれどもね)。

 Knott's Berry Farm はアトラクションは平凡ですけれども、とにかく鶏料理がとても美味しいので、LA近辺を旅行していて(ディズニーランドも結構ですけれども)食事する場所を探していたら是非立ち寄ってみてください。

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5-11

本棚メモ

| 00:51 |  本棚メモを含むブックマーク

大乗とは何か (ちくま学芸文庫)

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新考 源氏物語の成立

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中古中世語論攷 (研究叢書)

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「倭寇図巻」「抗倭図巻」をよむ

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技術者たちの挑戦  写真植字機技術史

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民藝の歴史 (ちくま学芸文庫)

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『海上花列伝』語彙例釈

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