Super Bowl 2nd Quarter

Eagles は、Pinkston が起死回生のパスキャッチ(5メートルぐらい空に飛んでましたよw)、そして McNabb が針に糸を通すようなTDパス(9:55 to OJ Smith)!ようやくスーパーボウルらしい攻撃。
これで Patriots も眠りから覚めたようで、Eagles defense に対して、スクリーンあるいはクイックパスが有効だと気づき、突然ゲームが激しく動き始めた。得点後の最初の drive は turnover(fumble) で終わったけど、2 minute warning に至るペイトリオッツの進撃は目覚しいものがありました(時計もうまく使った)。最後のTD(Brady to Givens)は、明らかなディフェンス側のミスですが、Brady はよく落ち着いてフィールド全体の状況を見渡していたね。
7−7 全体的にディフェンスのビッグプレイ(turnover など)が目立ったファーストハーフ。ただ、イーグルスが意外とソフトなパスディフェンスを見せているのが気になります。

3rd Quarter

Patriots が最初の drive でTD(Brady to Vrabel)。1st half ではダメダメだった 3rd down conversion ですが、OLの素晴らしい踏ん張りによって、Brady に十分な時間とスペースを与えていますからね。むしろ、マトモに blitz できない Eagles defense の罪のほうが大きいか。
Eagles のほうは本当に対照的ですね。ランプレイもパスプレイも、Patriots defense の圧力をOLが支えきれず、まったく機能していない。
こりゃこのままズルズルか・・・と思いきや、この次の Eagles drive では、最初のTD時を髣髴とさせるような見事な波状攻撃!McNabb は腕が強いですね〜。line of scrimmage が不安定だというので、クイックリリースでがんがん短中距離パスを通すという戦術が功を奏して、同点(McNabb to Westbrook)!14−14

4th Quarter

なんだかんだ言って、盛り上がっている今日の試合(ディフェンスの 1st half。オフェンスの 2nd half)w
Patriots が相変わらずラニングゲームを支配していて、第四クォーター開始早々にTD!Eagles はまた悪い癖(OLが崩壊→苦し紛れのロングパス)
そして、残り12:21で、Patriots はいい位置から攻撃開始ですが、この drive はこの試合の天王山。Pats が順調でしたが、red zone defense で Eagles が根性見せました!FGで24−14。
McNabb の痛恨の interception などがあって、もうダメかと思ったら、残り2分で美しいTDパス(McNabb to Lewis)!しかし、onside kick は失敗、最後のパスは interception で万事休す。

というわけで、もう「王朝」と呼んでいいでしょう。

強かったです、Patriots(特に line of scrimmage の支配力)。Eagles も惜しかった!経験の差というのもあるでしょう。
しかし、結果はともかく、私らがみんな感動したのは、Eagles WR の Owens の奮起ですね。7週間前には足を手術。だれもこの大舞台に間に合うとは思っていなかった。そのなかで幾つかのキーとなる receptions を記録。解説者も言っていましたけど、“one of the most courageous performances by any player.”