Cask Strength このページをアンテナに追加 RSSフィード

2004 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12 |
2005 | 01 | 02 | 03 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12 |
2006 | 01 | 02 | 03 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12 |
2007 | 01 | 02 | 03 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12 |
2008 | 01 | 02 | 03 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12 |
2009 | 01 | 02 | 03 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12 |
2010 | 01 | 02 | 03 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12 |
2011 | 01 | 02 | 03 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12 |
2012 | 01 | 02 | 03 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12 |
2013 | 01 | 02 | 03 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12 |
2014 | 01 | 02 | 03 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12 |
2015 | 01 | 02 | 03 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12 |
2016 | 01 | 02 | 03 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12 |
2017 | 01 | 02 | 03 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12 |
2018 | 01 |

11-12

特別なフロンテラもらったよ

| 01:34 |  特別なフロンテラもらったよ - Cask Strength を含むブックマーク

f:id:consigliere:20161112013050j:image

 先月応募したものが昨日届いたよ。赤と白を一本ずつ。

f:id:consigliere:20161112013051j:image

 まあ、つまり、この間に安旨ワインの王者フロンテラを10本呑んで応募したということです・・^^; (ちなみに、後日、あと四本届く予定w)

f:id:consigliere:20161112013052j:image 

 さっそく普通のフロンテラ(赤)と呑み比べてみました!が、正直言って、ワインに関しては素人であるオレではあまり違いがわからなかった・・・じっくり味わってみると、「特別」のほうがタンニンっぽいというか苦味があって美味しいような気がする(心もとないレビュー)。

 ともあれ、市販されていない銘柄が呑めて大変満足です。白も楽しみ!

10-1

「木犀の花を米の粉に混ぜて作った蒸物」

| 22:30 |  「木犀の花を米の粉に混ぜて作った蒸物」 - Cask Strength を含むブックマーク

 金木犀の香りが近所にふわっと漂っていたので見てみたらもうだいぶ咲いていたよ。

f:id:consigliere:20161001222935j:image

 すっかり秋ですね。

 木犀は我が日本の古典にはほとんど登場しない花です。漢籍に出てくる「桂」(諸説あり。さまざまな種の香木を幅広く指すようで、クスノキ科シナモンも桂)が木犀であると知っていたならば話は別ですが。まあ、「かつら」と訓んでいたのですから怪しいものです。「香りがあまりしないのに変だな・・・」くらいには思っていたのかも。

 大伴池主の書簡の七言詩に、

雲罍酌桂三清湛、羽爵催人九曲流

(『万葉集』巻十七)とある「桂を酌む」というのは桂で香り付けした酒ですが、池主本人は実物を呑んだことがあるのでしょうか。それとも、文字の上だけで知っていたものでしょうか、私と同じように。

 青木正児のエッセイ「夜裏香の花」(『琴棊書画』所収)では、木犀の花を用いたおいしそうな蒸し物が登場します。この口吻からすると青木も口にしたことはないようだ。

粧飾に濃厚なのや清楚なのがあると同様に、香料の使い方にも大約この二種があるようである。右に掲げたのは濃厚な方で、これが普通であるが、清楚なものになると新鮮な花や葉などの香を移す法が多く行われている。南宋の風流人林洪の『山家清供』には往々この方面の妙趣を発揮してある。例えば、梅花や茶蘼花【薔薇に似た花】を粥に入れて煮たり、松の花粉を入れて餅を作ったり、木犀の花を米の粉に混ぜて作った蒸物もあり、蓮房【蓮の実を包んでいる殻】と橘の葉とを搗いた汁を米の粉に混ぜ蜜で味を付けた団子を橘の葉にはさんで蒸したものなどは、ちょっと真似てみたい気がする。

平凡社東洋文庫、197〜198頁)

9-10

「陶然亭酒肴目録」

| 01:12 |  「陶然亭酒肴目録」 - Cask Strength を含むブックマーク

 京都高台寺××町の北側にあったという「陶然亭」を紹介している青木正児の文章を読んだことのある呑兵衛も多いことでしょう(「陶然亭」、『華国風味』所収)。

華国風味 (岩波文庫)

華国風味 (岩波文庫)

さてその目録というのが大変なもので、ちょっと他に類がなく、珍とするに足るので、左に全目を掲げる。

(182頁)

というわけでどうぞ。速成なのでタイポ、誤変換もあろうかと思います。

陶然亭酒肴目録

 (一)御銚子

  銘酒 白鷹  一本 〇〇銭

  同  菊正宗 同  〇〇銭

  同  白鶴  同  〇〇銭

  同  沢之鶴 同  〇〇銭

  同  桜正宗 同  〇〇銭

  同  月桂冠 同  〇〇銭

  同  神聖  同  〇〇銭

  並酒 辛口  同  〇〇銭

  並酒 甘口  同  〇〇銭

 (二)御撮肴

  精進物    一皿  〇銭均一

  魚類     一皿  〇銭均一

  精進物盛合せ 一鉢 〇〇銭均一

  魚類盛合せ  一鉢 〇〇銭均一

   〇炒物類

  五色あられ(白餅、および栗、黍、黒胡麻、青海苔入り)

  山椒あられ(醤油味附)

  胡椒あられ(同)

  生姜あられ(同)

 那須の篠原  右あられ四種盛合せ

  塩炒豌豆

  醤油炒大豆

  白炒蚕豆

  油炒黒豆

  塩炒落花生

 豆棚閑話  右炒豆五種盛合せ

  生胡桃

  かち栗

  白炒榧の実

  白炒乾小丸甘藷

 山家清供  右胡桃以下四種盛合せ

 蟠桃会  一名 八仙慶寿  右豌豆以下九種盛合せ

        胡桃(西王母) 豌豆(韓湘子)

        大豆(呂洞賓) 蚕豆(藍采和)

        黒豆(鉄拐李) 落花生(張果老)

        堅栗(曹国舅) 榧実(漢鍾離)

        乾小丸甘藷(何仙姑)

  黄金海老(乾海老の雲丹炒)

  胡椒炒雑魚(醤油味附)

 漁樵問答  右海老、雑魚、および榧の実、かち栗盛合せ

   〇焼物類

  焼海苔

  焼鯣

  焼柴鰈

  焼乾鰯

 漁家楽  右焼乾物四種盛合せ

  豆腐田楽

  川魚田楽

  野菜田楽

 田家楽  右田楽三種盛合せ

   〇揚物類

  揚あられ(五色塩あられ製)

  揚豆(蚕豆と落花生)

  揚馬鈴薯

  揚慈姑

 南京好み  右揚物四種盛合せ

  揚雑魚

  揚鯣

  揚昆布

 大漁祝い  右揚雑魚以下三種盛合せ

   〇しぐれ煮類

  しぐれ蛤

  しぐれ貝柱

  しぐれ蕗

  しぐれ山椒昆布

 長楽寺  右しぐれ煮四種盛合せ

   〇煮豆類

  軟煮大豆(醤油味)

  軟煮黒豆(同)

  塩煮金時豆

  塩煮十六寸

  塩煮青豌豆

 老の楽  右五色煮豆盛合せ

  坐禅豆(大豆煮しめ)

  大徳寺納豆

  浜名納豆

  糸引納豆

   〇新案擬製菓子類

  味噌柚餅子

  山葵味噌一口香

  胡麻おこし

  塩唐板

 山の幸  右味噌柚餅子以下四種盛合せ

  蛯夷巻煎餅(薫鮭製)

  沈魚落雁(魚粉製)

  浜松風(雲丹入)

  磯真盛(魚粉製)

 海の幸  右蛯夷巻煎餅以下四種盛合せ

   〇海川佳味(特価)

  唐墨   一皿 〇〇銭

  鮒鮓   一皿 〇〇銭

  鷺不知  一皿 〇〇銭

  薫製鮭  一皿 〇〇銭

   〇異国風味(特価)

  松花(家鴨卵発酵製) 一個 〇〇銭

  糟蛋(家鴨卵糟漬)  一個 〇〇銭

  醤豆腐(豆腐味噌漬) 一個 〇〇銭

  ハム         一皿 〇〇銭

  ソーセージ      一皿 〇〇銭

  チーズ        一皿 〇〇銭

 (三)御嘗肴

   〇嘗味噌類

  五香味噌(胡麻、麻実、榧実、山椒、生姜入)

  三胡味噌(胡桃、胡麻、胡椒入)

  鉄火味噌

  柚子味噌

  欵冬味噌

  山葵味噌

  生姜味噌

  各種焼味噌  以上各品 一皿  〇銭

  魚肉麻実味噌

  蟹肉柚子味噌

  鶏肉山椒味噌

  鶏臓胡椒味噌 以上各品 一皿 〇〇銭

   〇塩辛類

  雲丹の塩辛

  このわた

  鮎のうるか

  鮎の子うるか 以上各品 一皿 〇〇銭

  鰹の塩辛

  烏賊の塩辛

  あみの塩辛

  鮭の鈴子

  鮭のいくら  以上各品 一皿  〇銭

   〇雲丹漬類

  五味雲丹漬(海月、貝の柱、いくら、すけとの子、紫海苔漬けまぜ)

  海月雲丹漬

  数の子雲丹漬

  鮑魚雲丹漬

  小海老雲丹漬 以上各品 一皿 〇〇銭

 (四)酢の物・和え物

   〇魚介類

  魚介鮮肉酢肴

  同ゆびき酢肴   並品 一皿 〇〇銭

         以上

  同酢味噌和え   精品 一皿 〇〇銭

   〇蔬菜類

  蔬菜生酢

  同 酢味噌和え

  同 胡桃和え

  同 胡麻和え

  同 芥子和え

  同 しらあえ

  同 浸し物

  同 三杯漬   以上 各品 一皿 〇銭

 (五)御鍋物

  湯豆腐    御一人前 〇〇銭

  夏向冷やっこ 同    〇〇銭

  ちり鍋    同    〇〇銭

  蓬莱鍋    同    〇〇銭

   この鍋は本場土佐の鰹塩辛を煮込んだ潮汁で、貝類・蔬菜・木の実などを煮て召上って頂くのです。

  御飯代用生餅

  同 饂飩玉

  同 蒸パン  ともに 一皿 〇銭

   餅や饂飩は各自鍋で煮て、お好きなように味を付けて召上れ。

九転煉金丹(酒仙秘法)

   各自お好みの肴を何なりと随意に取合せ、煉雑ぜて召上れ。工夫を凝らして九転の金丹を得るに至れば酒仙になれること請合いです。

 (六)御茶菓子

  補天石(五色豆)

  煮白石(白雪餻)

  浮世(栗興と落雁)

  牧場(牛皮と羊羹)

  須磨の浦(松風と松葉ぼうろ)

  勢田の橋(唐板と八つ橋)

     牧場   一皿 〇〇銭

     その他は 一皿  〇銭

  御煎茶     一瓶  〇銭

   このほか季節の果物色々

(182〜194頁)

 これは間違いなく名店ですよ(読者のなかで酒を我慢している人がいらしたらごめんなさいw)。どなたか是非とも復興を。


 あと、鮎のうるかとか嘗味噌類とか五味雲丹漬とか蓬莱鍋を所望です><

 それにしても、「九転煉金丹」はいいですねぇ。みなさまは何と何をとりあわせますか。酒仙になりたいなぁ。

 ちなみに、これ↓もたまらない。酒を呑まない人でも実感できるでしょうか。

・・・女房もまた黙って浅草海苔を一枚炙り、揉んで小皿に入れ、花鰹を一撮みつまみ込んで醤油をかけ、擦山葵を比較的多量に副えて、燗酒と共に差出した・・・男は受取ると箸でそれをまぜて、ちょいと挟んで嘗めながら、如何にも旨そうに飲み始めたが・・・花鰹の味と海苔の香りと、山葵の鼻をつく新鮮な気と、酒の肴としての要件がちゃんと備わっている。そして胸にもたれず腹にたまらず。まるで肴の精(エッキス)といったようなものだ・・・

(195〜196頁)

5-22

きんくら・Square Calligraphy・徐冰

| 00:13 |  きんくら・Square Calligraphy・徐冰 - Cask Strength を含むブックマーク

 普段は眉を顰めて眺めている(欧米、そして我が国のごく一部の論文の題目に見られる)「三題噺」的なタイトルに敢えてしてみました。いいのです、酔っぱらっているから。でも、なかなかキレイな連想だよ。

 今日呑んだ岩手の地ビール、「きんくら」「あかくら」「くろくら」のデザインが素晴らしい(いわて蔵ビール きんくら(金蔵) 350ml缶 いわて蔵ビール(地ビール) 世嬉の一酒造)。「金蔵」「赤蔵」「黒蔵」という二字が一体化するにあたって見事に「蔵」のくさかんむりとオーバーラップしている。

f:id:consigliere:20160522000812j:image

 それだけではなく、蔵の「臣」の部分は KURA になっており、ただちに想起されるのは、先日も言及した、Square Calligraphy です。

f:id:consigliere:20160522000813j:image

 そして、この運動を主導した Xu Bing(徐冰)氏は、新刊書『東アジアにおける〈書の美学〉の伝統と変容』(三元社)所収論文、劉悦笛氏「現代中国における書の実験――徐冰の作品を例として」にたまたまとりあげられていたのです。なんたる偶然。

f:id:consigliere:20160522000814j:image

 おかげで徐冰氏のひととなりと代表作について知ることができました。

 Free writing | stalker

・・・《天書》の文字は、西夏文字の造形規則を想起させるものの、その文字がもつ意味は一切失われている。つまり、《天書》に用いられている文字は内容のない形だけのもので、誕生と同時に文字としての活力を失った文字といえる。《天書》は、そうした疑似宋朝体の文字を用いることで、天から降ってきた読解不可能な書物を表現しているのだ。

 徐冰が疑似宋朝体を選んだ理由は、その書体に何の様式も個性もないからである。この創案は、書の本質に逆らう傾向を示している。彼は4,000を超える版木を作成し、それを広範に繰り返し刷ることで、印象的な作品をつくり出した。

(前掲論文153、155頁)

 On View Now | Back to the Future: Xu Bing, “The Living Word,” and the Legacy of 1989 | Art21 Magazine

《生きた文字(The Living Word)》(図3)は中国において注目されている作品で、象形文字、篆書、隷書、楷書、簡体字などそれぞれ異なるフォントを用いた430もの「鳥」の漢字で構成されている。「鳥」のかたちを最も抽象化した文字は地面の端に固定化されている一方、絵画的に捉えた図像は天空へと飛び立ち、天井に向かって螺旋を描きながら外へと舞い上がってゆく。

(前掲論文161頁)

4-9

松尾大社酒難除御守

| 21:52 |  松尾大社酒難除御守 - Cask Strength を含むブックマーク

 実は『科挙対策 律令』( これであなたも唐王朝の役人になれる――『唐朝国家公務員試験 科挙対策 律令』 - Cask Strength)とあわせてこちらもお土産としていただきました。『枕草子』「神は」の段では、まっさきに「神は、松尾」と挙げられている松尾大社のお守りです。

f:id:consigliere:20160409215056j:image

 肌身離さず持ち歩いて誡めとしますw なお、酒が(かつて)薬であったことは ホメオパシーとしての飲酒――「酒は百薬の長」の意味の変化 - Cask Strengthを参照してください。

 そして、ちょうど本日は中酉祭がとりおこなわれた日(ページが見つかりませんでした | 松尾大社 - MATSUNOO TAISHA)だったんですねぇ。御縁を感じます。・・・しかし、「卯の字は甘酒・・・を意味している」という根拠は何でしょう?聞いたことがない説ですが。教示を乞う。

7-1

赤ワインのコーラ割り

| 21:51 |  赤ワインのコーラ割り - Cask Strength を含むブックマーク

 体調がイマイチなので全身をアルコール消毒中なのですが、「赤ワインをコーラで割るとグイグイ呑める」という情報を聞きつけて、呑兵衛としてはそれは試さねば、と。

f:id:consigliere:20150701214918j:image

 たしかにグイグイ呑めるね、こりゃ。

 カクテルとしての正式名称もあるらしい(「カリムーチョ」)。

 「赤ワインのコーラ割り」の正式名称を教えていただけませんか?旅... - Yahoo!知恵袋

 個人的な感想としては、

「安いワインも、コーラで割るとアクセントになって面白く、美味しい」

「甘いコーラも、ワインで割るとアクセントになって面白く、美味しい」

 という感じでした。危険な酒だ・・・

 ギンギンに冷やすといいよ!

4-10

Tullamore Dew 12 yrs.

| 00:14 |  Tullamore Dew 12 yrs. - Cask Strength を含むブックマーク

f:id:consigliere:20150410001244j:image

 義弟からの頂きものを今日あけました。