大澤真幸にパクられた!
っていうのは、冗談ですが、
- 作者: 大澤真幸
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 2008/04/22
- メディア: 新書
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ちょっと時代の切り方が違うけど、基本的に認識に大きな違いはない。
僕が「虚しいだけの希望の時代」と呼んだものを、大澤は「不可能性の時代」と呼んでいる。
もちろん大澤の方がたくさん考えていて、納得させられる部分が多い。
でもなあ。なんかもっと楽観的な感じがするんだよなー。今って。
大澤は60年代が理想の時代と呼んでいて、その後の虚構の時代、そして今の不可能性の時代となったと言っている。
やっぱぱくられたんじゃねーかなーとちょっと思ったけど。
初出は大澤の方が早いんだけどね。
今って、希望の中に不可能性があるというか、どうせ無理だろうってわかっていながら、希望を叫んだりしていたりとか。
そういう虚しさを含んだ希望、不可能性を含んだ希望が現代を象徴する言葉だと思うんだけどな。
僕も歳もとってきたし、自分の周りのコミュニティの外にあまり出なくなってきたし、
鈍くなってきたなーとも思うから、感覚が間違っているということもあるかと思うけどさ。
フィールドワークよりも、仕事したり、自分の中に閉じこもることが多くなってきたな。
べつにいいけど。
あと、もうオタクを論じるのはやめようよ。
確かに彼ら自身で文章とかマンガとかのアウトプットを出したりして、論じやすいけど、なんか違うんだよな。
もうオタクは最先端じゃないっていうか、社会を象徴する存在じゃないって言うか、、、
オタクという言葉で括れ切れていないっていうか。。。
もっと別の切り口があると思うんだよな。