じじぃの「エイリアンはなぜ地球を攻撃しないのか?ヒトの秘密」

ダイアモンド博士の“ヒトの秘密” 9▽地球外生命体(エイリアン)も進化する? 動画 Dailymotion
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ALIENS

ダイアモンド博士の“ヒトの秘密 「9 地球外生命体(エイリアン)も進化する?」 2018年3月2日 NHK Eテレ
第9回目は、地球から宇宙の話に飛び出す。
地球の外にも、私たちと同じように進化と発展を遂げた生物がいるかもしれない。そんな地球外生命体=エイリアンについて、みんなで議論する。エイリアンについて自由に考えることで、このシリーズで学んできた動物からヒトへの進化を見つめ直す。今回の講義の場所は、宇宙への好奇心を刺激し続けてきたウィルソン山天文台
ケプラー宇宙望遠鏡は2009年にNASAアメリカ航空宇宙局)が打ち上げました。
地球が太陽の周りを追いかけるように回る。同様に太陽系の外で、恒星とその周りを公転する惑星の探査を続けています。
これまで4000を超える惑星を発見しました。
ハビタブルゾーンは、宇宙の中で生命が誕生するのに適した環境と考えられている天文学上の領域。
ケプラー452bのようなハビタブルプラネットがいくつもあってそこに生命体が存在する可能性が高いと思われます。
博士 もし、緑のエイリアンが地球に降り立ったらどんな行動に出ると思いますか?
生徒 エイリアンの世界でも植民地化されていて、彼らは地球の資源を奪おうとするかもしれません。
博士 私たちが今まで何をしてきたかを見るといい。地球にはクジラやチンパンジーなど知的生命体がいる。彼らとなごやかな会話をしたでしょうか。
生徒 人間の研究や発展に必要だからといって、彼らから欲しいものをどんどん奪ってしまいました。
生徒 もしも宇宙のエイリアンと出会ったら、なんだか嫌なことが起りそうな気がします。相手とコミュニケーションができなければ不安です。
博士 相手と意思の疎通ができないというのは致命的です。私たちはベルベットモンキーとやりとりができず、ずっと食糧にしてきました。彼らの言葉を理解しようと研究を始めたのは1970年代からです。
生徒 エイリアンはいきなり攻撃するのではなく、最初は人間を理解しようとする態度をとるかもしれません。
http://www4.nhk.or.jp/diamond-hakushi/x/2018-03-02/31/33614/2753029/
『人類滅亡ハンドブック』 アローク・ジャー/著、長東竜二/訳 Discover21 2015年発行
敵意のある異星人 より
実際に訪ねてくる者は、星間旅行を実現していることからもわかる通り、疑いなく進んだ文明を持ち、人類と地球を好きなように料理できるテクノロジーやパワーを有しているはずだ。
運がよければわれわれを脅威とはみなさず、訪問中は無視してくれるだろう。それでも、有毒な廃棄物を置き去りにしたり、ウイルスやそのほかの疫病を持ちこんだりして、そのつもりがなくてもわれわれを一掃してしまう可能性はある。
高名な物理学者、スティーヴン・ホーキングは、そうした懸念を抱いている1人だ。
「もし異星人がわれわれを訪ねてきたら、コロンブスアメリカに上陸したときのような結果になるだろう。つまり、ネイティブ・アメリカンたちにとっては、災難でしかなかったということだ」と、彼は、2010年につくられた「ディスカバリー・チャンネル」のドキュメンタリー番組で語っている。
宇宙の生命を探し、交信しようとするよりも、人類はあらゆる手をつくして「コンタクトを回避すべきだ」というのが、彼の主張だ。ホーキングにこんなことをいわれたら、耳を傾けざるをえないではないか。
宇宙生物学者や天文学者は、半世紀以上にわたって「地球外生命」(ET)を探しつづけている。それは、宇宙にいるのがわれわれだけなのかどうかを突き止めたい。そして、われわれ以上に進んだ文明に出会い、そこから学びたいという人間的欲求のあらわれだ。
われわれの銀河系には、何十億もの恒星がある。そのまわりをさらに多くの惑星がまわっている。その一部はまちがいなく「ゴルディロックス・ゾーン」(生命居住可能領域)内に位置しているだろう。
つまり、地球と同じように、恒星から程よく離れ、生命の居住にちょうどいい気候に恵まれているということだ。そして、その数をもとにすれば、そこに住む生命の一部が知性を持ち、星間通信の能力を有すると考えるのは、決して無理な話ではない。
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2011年の「サイエンティフィック・アメリカン」誌で、フランク・ドレイク(世界で最初の SETI 地球外知的生命体探査を実施し、また地球外文明の数を推定するドレイクの方程式の提唱者)は、われわれの銀河系内に存在する探知可能な文明の数を、現時点でおよそ1000と推計した。
次世代の地上望遠鏡も、この探索の助けとなるだろう。その1つが、計画中の「欧州超大型望遠鏡(E-ELT)」(主鏡の直径は30メートル)だ。2030年には稼働を開始するこのパワフルな望遠鏡は、生命を示す科学的特徴を求めて、遠く離れた惑星の大気を画像化することができる。
SETI研究所も「アレン望遠鏡網」の建造をつづけることで、アップグレードされている。空を見渡す300のパラボラがすべてそろえば、アレン望遠鏡網は、2年間で1000の星系を探査することが可能だ。テクノロジーがこの調子で進歩していけば、SETIは20年以内にETの信号をキャッチすることができるだろう、とショスタックは自信たっぷりに断言する。
「決め手は、これから20余年のうちに、さらに100万の星系を調査できているかどうか。もしうまくいけば、早々に結果は出るでしょう」
ホーキングのいう「敵意ある異星人」は心配にならないのか? 「それはいわれのない不安です」とショスタック。「仮に資源に関心があるとしたら、われわれが電波を発信する、しないにかかわりなく、異星人は自分たちなりのやり方で岩石惑星を見つけ出すでしょう」

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どうでもいい、じじぃの日記。
エイリアンはなぜ地球を攻撃しないのか?
1つには、星々の距離があまりにも遠すぎること。もう1つにはドレイク方程式に書かれている項目で各々の文明間で通信可能になっているか否かの確率にあるらしい。
「私たちが今まで何をしてきたかを見るといい。地球にはクジラやチンパンジーなど知的生命体がいる。彼らとなごやかな会話をしたでしょうか」
地球外生命体とコンタクトをとりたいというのなら、なぜクジラやチンパンジーと会話ができないのか。
なるほど、と思います。