陽のあたる教室
- 一人の音楽教師の思い
音楽教師ホランドさんが主人公。
音楽の授業といえばもちろんクラシカルな音楽ばかりですが、
ある時ロックやジャズを授業で取り上げると・・・
ここまでだとよくある映画かもしれません。
さあ!楽しくロックしようぜ!
みんなでノリのいい音楽で楽しくやって周りの大人たちの度肝を抜いてやろうぜ!
いくつか映画のタイトルが浮かびます。
ただ、この映画のテーマは「音楽」ではなく「愛」にあるのではないかと思います。
もちろん音楽への愛が第一なのでしょうが、人間愛も描かれます。
特に息子とのやり取りには、ホランドさんへのそれまでの感情移入を裏切られるかのような悲しい気もちになります。
- ビューティフル・ボーイ
ジョン・レノンの曲です。この映画、選曲が渋い。王道でありながら、ちょっとスライダーでコースを外してきます。
時間的にも長い映画なのですが、ここからフィナーレまで一気に見られます。
ちょっと飛びすぎじゃないかと置いて行かれそうにもなりますが、
大団円。満足です。
フリーダム・ライターズ
- いい先生の映画
最初は理想を掲げて教師となるのでしょうが。
いつの間にか理想を諦めている自分がいる。
そんな風に裏切ったのは自分だと気づかせてくれる映画。
そして、もう一度理想を思い出させてくれます。
- ノンフィクション映画の力
色々なジャンルがありますが、ノンフィクションというものは、
見る側に、冷静な視線を与えてくれる気がします。
「ちょっと大げさなところもあるけれど、事実なんだよ?」
いつもそう訴えられている気がします。
それが、フィクションにはないある種の感動を与えてくれる気がします。
- 体験学習
『アンネの日記』というのがキーアイテムでしょうか。
この日記の事実性についていろいろ見解もあるようですが、
登場人物は、アンネに共感・・・それとも尊敬?の念を抱き、興味をもちます。
博物館に行き、アンネを匿った人を招き、話を聞く。
「あなたは自分のヒーローです。」
そんなような言葉を男の子が思わず伝えずにはいられなくなる場面。
「知りたい」「聴きたい」「伝えたい」
そう思わざるを得ない
すばらしい授業でした。
主人公の女性グルーウェルさんの代償にしたものにも事実性を感じてしまう映画。
悲痛な叫びのように聞こえるラップが随所に光るおススメの一本です。
映画鑑賞会
「おすすめの一本って何?」
得々うどんの店内で熱く話し合ったことをきっかけにして
家で映画鑑賞会を開くことになりました。
参加者はK氏。
このフットワークの軽さがいいですね。
そのK氏のおすすめの一本。
DVDは廃盤でしょうか?レンタルでお探しください。
- 作者: ミッチ・アルボム,別宮貞徳
- 出版社/メーカー: NHK出版
- 発売日: 2004/11/21
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記念日
記念日というと
なにかお祝いのような雰囲気がある気がします。
ただ、この日は
8・15は違った印象を受けます。
想像の共同体である「日本」にとって大きな意味をもつ日
それぞれの立場で8・15の意味は違うことでしょう。
自分にとって
今日という日は
8・15を真剣に考え出して10回目の記念日です。
そろそろ
自分のことを考えようかなと
そう思います。
20代前半があまりに色々あったので、
30代は落ち着いた10年にしたいなと思います。
55歳でカフェを開くために。