Android NDK (What is the NDK?) 和訳 3

AndroidNDK

前回の続き。
今回はサンプルのインストール方法ついて。
(編集途中で公開を押してしまったので、続きはまた別途)


これはAndroid NDK, Revision 5 (December 2010)時点の文章に対する翻訳です。
原文 : http://developer.android.com/intl/ja/sdk/ndk/overview.html



Exploring the hello-jni Sample


hello-jni サンプルは、AndroidアプリケーションからJNIを使う方法についての簡単なデモンストレーションです。
HelloJni activityは簡単なC言語の関数から文字列を受け取って、TextViewでそれを表示します。


主要な機能は以下になります :
・ Androidアプリケーションでおなじみの基礎的な構造。
　(AndroidManifest.xml、src & res ディレクトリ、 main activity)
・ ネイティブコードのためにAndroid.mkファイルと同様に実装されたソースファイルを含む jni/ディレクトリ
・ ユニットテストコードを含む /tests ディレクトリ


1. サンプルをビルドするために使用できるbuild.xmlファイルを生成するように、
　 既存のサンプルソースからEclipseで新しいプロジェクトを作るか、
　 プロジェクトを更新するためのandroid toolをつかってください。

Eclipseの場合:

a. Click File > New Android Project…
b. Select the Create project from existing source radio button.
c. Select any API level above Android 1.5.
d. In the Location field, click Browse... and select the <ndk-root>/samples/hello-jni directory.
e. Click Finish.
※翻訳するほどの内容でもないのと、私が英語のEclipseを利用しているので


コマンドラインの場合:

a. Change to the <ndk-root>/samples/hello-jni directory.
b. Run the following command to generate a build.xml file:
android update project -p . -s
※翻訳するほどの内容でもないので


2. ネイティブコードをコンパイルするために、「ndk-build」コマンドを使います。

cd <ndk-root>/samples/hello-jni
<ndk_root>/ndk-build
※ちなみに<ndk_root>というのはAndroid NDKの本体があるパス。パスが通っていたらndk-build時は省略可。


3. ビルドやインストール方法は通常のAndroidアプリケーションと同様です。
　 あなたがEclipseを利用している場合は、デバイスにビルド＆インストールして実行してください。
　 あなたがAntを使っている場合は、プロジェクトディレクトリから以下の命令を実行してください :

ant debug
adb install bin/HelloJni-debug.apk


あなたがデバイスでこのアプリケーションを実行したとき、「Hello JNI」の文字列が表示されなければいけません。
JNIを使う方法で、もっと他のサンプルを見たい場合は ndk-root/samples ディレクトリにある
他のサンプルを参照することが出来ます。


Exploring the native-activity Sample Application もありますが、
こちらはAPI levelを Android 2.3以降に指定すること以外は
大して違いがありませんので、省略します。 気になる場合は原文を。