んHK城繁幸の主張その後

 途中アナウンサーが呆れ半ば怒っていたようなのだが、その後冷静に。なにせ正社員の待遇を下げるべきということを隠しもしないのだから戦々恐々だろう。本当に労働者が正規・非正規共々貧しくなったら、このような番組で日本国民を貧乏にさせるような論者を登場させて日本をそのように方向づけたとなったら、責任は免れない。
 正社員は今まで大企業に生活給も含めて貰っていたということは、結局セーフティーネットを大企業が担っていたということ。政府は大企業にセーフティネットを頼りっきりだった。それだと大企業以外の正社員・非正規労働者セーフティーネットの恩恵を被らなかった。(大企業は大儲けしていてもそれを正社員に還元してはならない。)というところで、アナウンサーがそれだと政府はセーフティーネットを用意すべきではと攻勢。しばらく口ごもっていたがなんらかのセーフティーネットは必要になるでしょうねと渋々発言。
 とにかく正社員の給料を下げるべきだ。早く制度をそのようにすべきで社会保障はあとからついてくると、社会保障の部分は根拠もなくバスに乗り遅れるなという勢いだった。
 いや、ホント、いくら経団連とか自民盗の横車だといっても、野党が審議拒否して与党だけで法案を通すつもりで、こんな稚拙な論者に好き勝手言わせてよいのだろうか。



 ラジオ番組は今ではあとからネットで聞けるようになっているらしい。おそらく今週中は聞けると思う。


 追記。一ヶ月だった。ちなみにhttp://www.nhk.or.jp/radio/ondemand/detail.html?p=4774_01