川合典子 ブログ

英語教育、英語学習、発音習得、帰国子女の言語習得について書いています。

好きな歌手

ブログをはじめたら、知っている方から、「たまには英語学習以外のことも書いてくださいね。」というリクエストがありましたので、今日は、私の好きな歌について書くことにしました。

私が若かったころ、周りにいた英語を学んでいる人たちはみんな、カーペンターズが好きでした。けれども、私はカーペンターズにはあまり興味がなくて、バーバラ・ストライサンドが好きでした。(娘が幼稚園のころになるとカーペンターズも少し歌いました。)彼女の曲が全部好きだったわけではなく(Woman In Love などは、一回も歌わなかったです)、The Way We Were と言う曲が大好きでした。

あるとき、親友が映画に誘ってくれて、二人で、「追憶」(The Way We Were)と言う映画を見に行きました。最後のほうで、横に座っていた彼女がそっと涙をぬぐっていたのを覚えています。私は、と言えば映画の内容より、バックに流れたバーバラ・ストライサンドのこの歌にすっかり心を奪われてしまいました。

すぐにレコードを買いに行って、来る日も来る日も「The Way We Were」を聴きました。歌ってもみましたけれど、バーバラのようにたっぷり息が使えないと、何も表現できない、つまらない歌になってしまいます。

彼女は本当に歌唱力があるんだなあと思いました。懐かしく、いとおしむように過去を見つめるようなあの歌い方は、何回歌っても、出来ませんでした

萩原先生についてオペラのアリアを歌うようになって、やっと、The Way We Wereが楽譜どおり歌えるようになりました。でも、歌うだけで精一杯で、やはり何も表現できませんでした。

以前、あるカルチャーセンターで英語で歌うクラスにいたころ、受講者の一人の方が、30年くらい前に発行された、古い洋楽の雑誌を見せてくれました。
(彼は洋楽については、なんでも知っている人でした。)

バーバラ・ストライサンドが注目を集め始めたころの記事が書いてあって、「彼女は、5分の歌を5分のドラマにしてしまう。」という記者の批評が載っていました。当時、「ナイトクラブで歌って、週7000ドルもらっている」とも書いてありました。新人としては破格の扱いだったのですね。あの歌唱力なら、当然でしょうね。

この曲を表現豊かに歌えるようになりたいなあと、今も毎日の声楽の練習のあと、時間があると時々この曲を練習しています。

彼女の歌で、ほかにすきなのは、
No More Tears(Enough Is Enough)。 静かに歌い上げるThe Way We Wereとは違って、とってもパワフルな歌です。ビートのきいたカラオケにのって歌うと、プロの歌手になったみたいで気持ちがいいです。

The Main Event/Fight。リズムが楽しい曲です。友人に「何の歌を練習しているの?」と聞かれて、「メイン イヴェント」と答えたら、「それって、ボクシングの歌よね。」(ボクシングが題材の映画の主題歌だったようです。)と言われて、knock out とかdownとか kick とか、およそ、詩的というには程遠い、歌詞が入っている理由がわかりました。

Evergreen(Love Theme from ”A Star Is Born”)  愛を謳いあげるきれいな曲です。私より年上の方が結婚されたとき、お互いをいたわりあう美しいカップルの姿を見て、無性にこの歌が歌いたくなりました。気持ちを込めて、いつも言葉を大事に歌っています。




* * *


====================================


高校入試で子供たちが親の収入によって差別されない為に以下のお知らせを書かせていただきます。

高校入試のスピーキングテストについて(大学入試のスピーキングテストについても同様です)

高校入試のスピーキングテストは本来文部科学省が学校教育で正しい発音を生徒に教えてから行うべきものです。  しかし、文部科学省が教科書にCDもつけず、正しい発音の仕方も学校で教えないまま、高校入試でスピーキングテストを実施する動きが都立高校などで始まっています。 (大学入試でもスピーキングテストが行われようとしています)  これは、スピーキングスキルの習得を塾や予備校、会話学校に丸投げするものです。  学校で教えていないスキルを入試でテストすることはあり得ません。

これでは経済的に余裕のない、塾や会話学校にいけない家庭の子供は誰にも正しい発音を教えてもらえず、練習するCD(音声モデル)も与えられないまま、高校入試でスピーキングテストをされることになり、明らかに親の収入による進路の差別が始まります。(詳しくは2018年3月8日のブログ「高校入試のスピーキングテストは子供を親の収入で差別するもの」をお読みください。)

皆さんの身近に教育関係者がいらっしゃいましたら、ぜひ「高校入試のスピーキングテストは子供を親の収入で差別するもの」であることをお伝えください。  (大学入試のスピーキングテストについても同じことです)  
15歳で親の収入のために進路を差別されるのでは子供たちがあまりにもかわいそうです。

====================================

英語教育については、下のブログも併せてご参照ください。  日付をクリックすると移動できます。
2017年10月12日
文部科学省 新中学校学習指導要領 英語 「4技能」は全く効果がない(子供たちが通じる発音でスラスラ話せるようになる学習指導要領の見本付き)





高校英語教育を文部科学省の誤解に基づいた方針から守るため、以下のご案内を書かせていただきます。

現在文部科学省が「グローバル化に対応した英語教育改革」の目玉として掲げているCAN-DO方式は、ヨーロッパの人々にはできますが、日本語を母国語とする人にはできない方式です。

文部科学省は「CAN-DO方式が日本人には不可能な方式である」と気づいておりません。  導入されれば教育現場は大変迷惑します。  中止する必要があります。  なぜCAN-DO方式が不可能なのかはこちらのブログをお読みください。

* * *

何度もお願いをしているのですが、アマゾンのページで私の本のランキングを下げて妨害をしている人がやめてくれないので、(詳細はこちらです)しばらく以下の文章を掲載させていただくことにしました。

「本を出版する人は、他の著者の妨害をしない。  他の著者を妨害する人は自分の本も出版できない。」
出版社におかれましては、このことを出版の際、著者に理解していただいてください。

私のランキングを妨害している人は、たぶん、現実を受け入れられないのでしょう。
アマゾンの順位を1ペ―ジ目から2ページ目に下げられ、数日でまた2ページ目から3ページ目に下げられて、私は、この方の激しい妨害に驚いています。 

「学習者に正しい発音を習得してほしい」というのが自分の目標でしたら、他人を妨害する必要はありませんね。  他人を妨害してまで、何を手に入れたいのでしょうか。  ベストセラーの著者という名声ですか。  それなら、もうアマゾンで、ご自身の本はベストセラーに認定されているのですから、それで十分でしょう。  この上何が欲しくて私を妨害するのでしょうか?  もう英語教育とは関係ないことですか。 私は、とても困っています。  

私は、こちらに書いてある3つのことをするのが、目的です。  日本人が子音の日本語化を知っているか、いないかで、通じる英語で話せるか話せないかが、決まります。  ですから、このことを読者の皆さんに理解していただくのは、とても大事なことなのです。  私の仕事の妨害をしないでください。 

* * *

* * * 


クマさん、ウサギさん、ブタさん、それぞれが持っている旗に書かれたことの理由は、2017年7月30日のブログをご覧になるとわかります。