筑波大学現代視覚文化研究会主催 「声優なのに?!創作講座!」  筑波大学第3エリアA棟204教室

そうか、ソルティレイディオの繋がりなのか。なんだか忘れていた。ラジオ番組は、一度人気を取ると、下手なアニメ番組よりも親しみを持たれ、終わりを惜しまれてしまうもの。ただパーソナリティと企画さえあれば再現可能かも、という気安さもあって、誰もが再開を望んでしまう。まさに、ソルティレイディオの盛り上がりから考えれば、このような企画が続いていく事も納得できる。今後毎年、学祭時期に開催される企画となっても良いかもしれない。
浅野真澄の定評あるパーソナリティ能力と、斎藤桃子のキレのあるぼけ。この二人が絡むと、普通に面白いトークが展開されるので、充分楽しませてもらった。イベント企画の方は、チケットのごたごたとかで少し不安があったが、内容の構成的には二人の魅力が充分引き出される、良い構成だったと思う。1時間半のトークで、ボリューム満点だった。
PS
なぜだか(^^)、黒猫さんからリンク張ってくれたみたいなので、ほんの少しだけネギま関係の話があった事を追加しとこう。
ますみんが歌詞作家活動を始めた動機について。これは結構有名な話なのかな? ますみんの大学の友人に「ハピマテ」の作曲家大川茂伸がいて、彼からハピマテの印税が「おひさま大賞50万円の○十倍」と知らされたのがきっかけだとか。つまりン千万円? まあ、アレだけ売れたのだから当然の話だけれども、改めて聞かされると一曲の作曲料としてはかなり高額だ。

筑波大学現代視覚文化研究会 presents 桃井はるこTALK&LIVE 2009 LOVE.TKB そして伝説へ… 筑波大学大学会館講堂

去年も来ているよなこのライブ、とか思っていたが、良く考えてみると、1年飛ばしていた。そうか、去年はゲームショウと被っていて、ゴトゥーザ様を見てたんだw。
今年は、題が「そして伝説へ…」となっていて、一体どのような構成になるのか少し気になっていた。この題、アンセブの解散を連想させるし。が、別にアンセブはそれ程関係なく、3年連続して続いたイベントとして、桃井はるこ自身を振り返るトークコーナーを設けたとのことだった。
桃井はるこの今までの活動は確かに面白いものなので、興味深く聞ける。ネットが当たり前であろう今の学生に、ネット黎明期のイメージを伝えるような語り口は、それだけで当時を懐かしく思い出させてくれた。
そして、勿論ライブコーナーも。「いちごGoGo」とか懐かしい。アンセブの存在もあまり良く認識していなかった時にイベントで見かけた時の事とかを思い出させる。けど、基本は、最近立ち上げた自らのレーベルの事もあり、自身のソロ以降のオリジナル楽曲がメイン。ある意味、非常に「硬い」構成だった。とは言え、自らも舞台上でオタ芸を打つなど、会場全体を大いに沸かせていた。
それにしても、モモーイは一体どこに向かっていくのだろう。
過去を振り返る企画を見たりすると、アンセブの頃の非常に熱い時代が思い出される。あの頂点がある以上、それを超えない限りどうしても寂しさが募ってしまう。今イベントの中でも解散の原因を「音楽性の不一致」と言っていたが、今の音楽活動があの頃の音楽を越えているのか、世間に強くアピールするものになっているのか、今は未知数だ。過去の財産をただ捨てるのでは無く、それに積み上げて行く事によって、長く音楽活動をするものの魅力が増すという事もあるだろう。「いちご」を聞いて自然に込み上げてくる楽しさを感じるとき、どうしても残念さが勝ってしまう。
自分は未だに、過去に捉われているファンとして、彼女の今の活動を全肯定出来ていないようだ。