黄金の塩らぁ麺 Ayumi@吉祥寺

JAXAの調布航空宇宙センター一般公開に行くついでに訪れたのが、吉祥寺のこのお店。

塩ラーメンのほか、パスタっぽいラーメンをメニューに取り揃えているということで、外観もイタリア料理店ぽいかんじです。

吉祥寺の駅から歩いていくと、まず目に入ってくるのはこの看板。
まぁ塩ラーメンを店名にすえるだけあってこちらがメインになるわけですが、

「赤と白の冷たい『夏麺』登場」というのにもすごーく惹かれるわけでして……。いやまぁ、実際にはメインメニューを、ということで「黄金の塩らぁ麺」を頼みましたけれど。


で、到着したのがこちら。

お前チャーシューが増えとるやないけ! はいすみません、ついつい手が滑って「黄金の塩チャーシュー麺」980円なりを頼んでしまいました。という一人コントはさておき。

このラーメンどんぶり、というよりボウル、かなりの深さがあります。シルエットもやっぱりイタリア料理店風。

で肝心のお味なんですが、うーん、確かに美味しいんだけど、鳥のだしが利いていて風味豊かなんだけれど。
帰りの道中、同行した友達とも話したんですが、「塩ってやっぱ難しいよね」というところに尽きると思います。
たとえば醤油や豚骨、味噌であれば

  • まずメインの味として醤油なり豚骨なりの味がある
  • でもってそれを脇からサポートするなり引き立てるなりする形で、ダシや香辛料の風味が追加される

という2段構えになるわけですが、いかんせん塩ラーメンだと、このメインになる味がどうしてもインパクトが弱くなってしまうわけで。
その分「なんぞこれー!」というくらいのインパクトを、ダシなり香辛料なりで出す必要があるんですが、そこまではこれは至ってないな、という感じでした。まぁ一言で言ってしまうと「美味いんだけど印象に乏しい」んですね。


こちらは同行した友達が頼んだ「九条ねぎと昔たまごのカルボナーラ 和え麺」850円なり。左下に写っているのは一緒に運ばれてきたスープです。
私は食べなかったので友人の感想を聞いたのですが「ものすごくチーズとクリームの味と香りが濃厚だった」とのこと。スープをかけて食べるとちょうどいい感じになった、とのことで、結構いい感じだったようです。
てことは、この店は実はメインメニュー以外を頼むのが当たりだったんじゃなかろうか…! 正直表の看板に出ていた「白いらぁ麺」というのとどちらを頼むかギリギリまで悩んでいたのですが、あっちを頼んでいたほうが満足できた、かも知れません。

讃岐うどん大使 水道橋麺通団@水道橋


上の記事の数日後、「うどん食いてぇ!」と思い立って行ったのがこちらのお店です。都内などに何店かある麺通団シリーズの水道橋店です。
公式サイトを見ると、麺通団シリーズのお店をプロデュースしているのはあの「恐るべきさぬきうどん」(讃岐うどんブームのきっかけの1つになった本)の著者、田尾和俊氏だそうで。おやこれは期待が、ということで行ってきたわけです。

注文したのはひやかけ中、400円なり。ついでにかしわ天100円なりも一緒に頼んで合計500円。
さっそくずずずっ、とすすってみたわけですが、コシの強さはさすが讃岐うどん。小麦の風味も感じられてなかなかいい感じでした。
でもってこのつゆが凄いんだわまたこれがもう。イリコの風味がどーん!!!!! というくらい濃厚で。醤油もいいものを(それでいて醤油自体の風味の押しが強くない物を)使っているようで、これらが合わさってまぁお見事、という感じになっております。冷たいから余計に味とか香りがダイレクトに来るんですね、それだけにまずいとはっきりと分かるんですが、いや、これは美味かった。
かしわ天はまぁ、揚げ置きなのでそれなりの味。でも悪くはなかったですね。

水道橋駅徒歩数分というロケーションなので、会社の帰りに寄るにはいい感じのお店です。営業時間も23時までということで、これからちょくちょくよることになりそうです、はい。