ひたすら南へ

今日は、高雄へ向かう。新幹線といきたいところだけれど、懐の事情とあまり早く移動すると判らないこともあるのではと思い、昨日も失敗した「自強」の電車に乗ることに。
電車に乗っている時間が5時間弱あるので、もちろん正しい電車の乗り方としては「駅弁」を買って乗る。
気持ちは解るが、駅弁の名前がストレート過ぎる。

果たして弁当の中身は?

フタを開いてみると、あまりにも中華的なフツーの弁当だった(排骨飯)。日本のカラフルな駅弁に慣れてしまうと拍子抜けした。
そうだった、花蓮からの帰りに隣に座ったオジサンが、確かこの弁当持っていた。食べるところを見ておけば良かった。新幹線の弁当は違うのだろうか?

ところ違えど

ある意味で、世界がフラットになって久しい。ケータイ電話というのは、その中でも典型的な事象かもしれない。
席がないのか、車両の間のドアの前に座り込んで話し込んでいるうちに、写メの撮り合いを始めた女の子たち。
ちなみに、外を見るフリをして覗き込んだら、プリクラみたいに画像が加工されていた。

やっと高雄に到着

5時間あまりをかけて、やっと高雄に到着。
北回帰線がある嘉義あたりから、外の景色が変わり出した。木々の緑が力強い。生命力に溢れている。日差しも何となく強くなってきたように感じた。
やはり、南である。今年の台湾は寒いと言われているが、目を凝らしていただけると駅名の横に気温24度とある。
ちょうど、夕方のラッシュが始まろうとしていた。

夜市に繰り出して晩御飯

せっかく、近くに夜市があるので繰り出してみた。夜の7時を過ぎると土曜日ということもあって、ひと・ひと・ひと…。かなり幅30メートル以上ある通りを歩行者天国にして夜市が開かれている。食べ物、飲み物、洋服、雑貨、なんでもあれ。
そこで今夜の晩御飯は、鴨の血を固めたもの。辛い、ウマイ!60元也。