5月を32日へ


今日の熱海は、朝から底冷えがして、時々粉雪

が舞う一日でした。


この写真は5月のガーデンです。

こうして毎日寒い日が続くと、「本当にこんなに

明るくて、美しい5月が来るのかなあ」と思い

たくなります。

 
どうして閏年にかぎり、この移り気な、カタル性

の、陰険な、一寸法師の月を一日ふやすのか、

その理由がわからない。

閏年には、五月というあの素晴らしい月を、一日

ふやして三十二日にすればいい。

    
 カレル・チャペック「園芸家の12ヶ月」


名案ですね!こんなに寒くて、厳しい季節の

2月より、麗しき5月を一日増やして、32日に

してほしいものです。それでなくても、美しい

季節は短いのですからね。



注意して見ると(ただし、見るときは、息を

ころさなければいけない)、ほとんどいたる

ところに蕾と芽を発見する。

何千という小さな鼓動をもって、生命が土を

おしわけて出ようとしている。

        同上


我が庭も、注意してみると、本当にあちこち

に色々な芽が出始めています。

「土をおしわけて」という表現はピッタリ

ですね。


われわれ園芸家は、もう一刻もじっとして

いられない。

あらたな生命の春に向かって、われわれは

突進する。

        同上


そうなんですよね。

じっとはしておれません。

でも、突進すると言ってもどこへ? 

そうだ!園芸ショップに花の苗を買いに行か

なくては!

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