三宝園の東方美人四年熟成
nyorox2＆やまとも夫妻のおすそ分けシリーズもいよいよ最後となりました。感謝。
夫妻はなぞのお茶とおっしゃっておられます。なんと英国式でいれてみたりしているらしい。贅沢なｗ。香りの立ち上がりが遅い？蜜っぽい香りがします。ローズ、カモミール、ジャスミン区分でいくと、カモミール香が強いような。あの「女帝」と比べると、はかなげな感じがします。瓜系の野菜の風味がする。力はやはり「女帝」のほうが強いと思いますが。。。持続力は同じくらいありますかね。どう言ったらいいのか、空間が閉じてくるというか、お茶に集中してしまう感じ。「女帝」は向こうから来る感じだったけど、このお茶はこちらが思わず寄って行ってしまうような。
もしかすると若干低温で入れると香りが立つのかな？３煎目のほうが１煎目よりも香りが立つような感じがします(いれ方の問題かもしれませんが)。そういえば、以前、確か北原亜以子の慶次郎シリーズだったかに「若いときにはさして目立たないような女だったが、30を超えてから思わず視線を離すことが出来なくなるような。。。」というような(不正確。今度探してみよう)表現があったと思う。なんだかそれを思い出してしまった。どうも、1,2煎目よりも4煎目以降の方が深みも甘みも香りもレベルが高いような気がします。7煎目あたりからわずかに酸味のようなものが？。。。陶器の茶壷でいれてみたいな。
追記：ここ何日か、いつものお茶でないお茶を飲み続けていますが、色々なお茶を楽しむことで、新しく理解できることがあるなと思いました。
