旅にある日々

異国での生活と、日々の旅。バンコクに9年、ニューデリー3年。今は、12年ぶりに日本。

ポルトフランコ

雨に降られた。雨宿りを繰り返しながら、雨足が弱まるたびに、それっと距離を稼いできた。

ずぶ濡れで、お店へ。団体も入っており、少し待つ。

店の老女(72歳だと知った)が、とても親切で濡れた娘にタオルを出してくれたり、服や靴下をヒーターで乾かしてくれたり。僕らはロシア語はまったく分からないのだけど、身振り手振りで。年齢を知ったのも、自分を指した後、手のひらに72と指で書いて分かった。その後で娘を指さす。「三歳!」と指を三本、元気に示す娘。






うーむ。食事は、まあ、なんというか。ふにゃっと腰がない感じ。どれも中途半端。味としては残念だった。

クリミアとグルジアのワインがあったが、20年以上前にバックパック旅行で行ったグルジアを懐かしみ、そちらを。ちょっと若くてゴリゴリした赤だった。