金融街、官公庁街にも無い

『身近な電柱が無くなったらどうなる?』第3弾!
というわけで、第1弾で千代田区皇居周辺、第2弾で中央区銀座を見てきましたけど、街に電柱はほとんどありませんでした。裏通りにちょっとだけあっただけでした。
続いては東京駅周辺丸の内から霞ヶ関あたりを見ていきます♪


【東京都千代田区丸の内・霞ヶ関・永田町周辺】
やってきました首都東京は日本の頭脳・霞ヶ関、日本のお財布・丸ノ内。そして国会議事堂。ここは中枢という呼び名が似合う場所。この地を見れば日本がわかる!……なんちて。


まずは、丸の内。丸ノ内ではなく丸“の”内。
その丸の内は東京駅と皇居の中間にあるオフィス街。
まずは本郷通りの2つの写真を見比べていただきたい。


通りの両脇は背の高いビル。道脇に木立。
この丸の内にも電柱は相変わらず見当たらない。
交差点と歩道の途中とで差はあるが、ほとんど見た目が変わらない。はっきり違うのは歩道がキレイに舗装されているかどうかぐらいだ。



私個人では両方の写真とも整然とした都市部の街並みに見える。歩道の舗装の差によって、街並みが激しく劣るものには思えない。
5段階で星4つぐらいの写真を両方に与えたい。
ところが、どうしても引っかかっているのは上の写真の歩道には、駐輪が多い。
普通の街ならよくある光景だ。生活感が写真から漂ってくる。
歩道にある看板やポリバケツやごみ収集ネット、自転車やバイクといったものが生活感を感じさせるのだ!ちょっと身近じゃないかこの丸の内!?

と思ったのも束の間、バイクがおいてあったのはここだけだったみたい。

「生活感があまり感じられない街」が個人的に整然としてキレイに見えるんだな〜と実感したのです。
写真を撮る時の目安にしよっ♪



そして赤レンガ造りの東京駅。
一日あたりの発着列車本数は4千本で日本一。
駅構内があまりにも広くホームも分散しているため、総武線快速から京葉線に乗り換える所要時間が20分!も掛かるというから驚きだ。
同じ駅ながら1kmは歩くということか。
1日の平均乗降客数は全国で8番目。(ちなみに全国1位は新宿駅で私鉄を含めると世界一位のターミナル駅だそうだ。)

そんな東京駅の丸の内口改札を出て皇居へ向かう道は、両側の木立のさらに外側にそれぞれ車道がありまして、真ん中には広すぎる歩行者天国か。
広すぎなこの道はどっかの企業(三菱地所とか何とか)の所有する土地だそうだ。

おととしの2004年には、『丸の内OAZO』や『丸の内MY PLAZA』が東京駅近に完成して、買い物やランチが楽しめそうな街になったみたいですね。


ビルの谷間の歩道を自転車で優雅に走ってみたいものだ。うんうん。
木立が並んで、街もキレイで歩くのも楽しいだろうな。
道端の花壇の端に腰掛けて、おにぎりと卵焼き、ウインナーのお弁当なんか広げても気分良さそ〜♪

そして電柱は相変わらず、見当たらないです。
コンピュータ全盛の今の時代に、電気と通信のインフラを露出させていて、この地区が万が一でも停電になったら日本全体が呼吸を停止させてしまいそう。
そんな心配はいらないか(汗

そして皇居と丸の内の間には日比谷濠。
整然とした街並みにと大きな濠は、オフィスビルがニューヨークやパリにも負けない格好良い街に見えます。
天気が良いせいもあって、写真を撮るには最高な日。

そして霞ヶ関。ビルの上から見ても、そうそう簡単に電柱は見つからない。うむ。…なんて適当なことはしないで歩いてみたけど、やっぱりなかったです。


そういうわけで、大都会に電柱はそうそう見つからないことだけはなんとな〜く分かりました。