ドイツ・オーストリア・チェコ旅行 - ヴュルツブルグ&ローテンブルグ

世界の窓から




さて、前回のフランクフルトから電車に揺られて1時間、ヴュルツブルグに到着!
雨降ってるーっ!残念(T-T)


ここは小さい町なので、半日もあれば町中散歩は完了。
マリエンベルク要塞に行く場合はもう少し時間をとった方がいいかも。


早速レジデンツへ!
お庭がとてもきれいに手入れされてます。
建物内はツアーで説明を聞きながら見学できます。残念ながら撮影禁止ですが、階段の間のフレスコ画をはじめ、美しくて面白い絵が多いので是非行ってみてください!




続いて町の中心部に向かってノイミュンスター教会へ。


ここはこの旅で訪れる予定の世界遺産ヴィース教会を手掛けた人が作った教会らしいので、早速見学。


綺麗です。





ノイミュンスター教会は小さな教会ですが、
壁が白で統一されている中にキレイなパステル調(素人的な表現ですがね)の絵が書いてあり、暗い教会の中も明るく感じます。(左写真)


この町、ヴュルツブルグの守護聖人聖キリアンの墓の上に立っているらしい。


11世紀頃建てられたロマネスク式教会。



その隣に立つ大聖堂は修復中で見学できませんでした・・・残念。(右写真)









さて、大聖堂からまっすぐマイン川の方向へ伸びた道を進み、そのままアルテ・マイン橋へ。


橋にはいくつも聖者の像がならんでおり、どれを撮ればいいのか迷ったので、
人だかりだできてない不人気の像をパチリ。笑


橋の端っこにあったレストランは外見も店内も雰囲気良かったですよ!!!





雨も止んで石畳はちょっぴり濡れてこれもまた風情がある風景ですな。


町の中心、マルクト広場にある、マリエン・カペレに着きました。(右写真)


これまた奇抜な配色の教会です(^_^;)



マリエン・カペレ内部はこんな感じ。


ノイミュンスター教会とは全く違った雰囲気で、こちらは15世紀までに建てられた後期ゴシック式教会。



リーメンシュナイダー作のコンラート・フォン・シャウムベルクの墓碑が教会の一番後ろの壁にあります。


といったところで町の見どころは大体周り、ランチ用サンドウィッチを買って駅へ戻り、ローテンブルグへ向かってまた電車の旅が始まります。










ローテンブルグは本当に小さな町で、ヴュルツブルグからローカル線のような電車に乗り約一時間。
町から少し離れた場所にある駅に到着。


徒歩10分くらいで、町の入口レーダー門へ着きました。
なんだか可愛い雰囲気を醸し出しています!!


この門、普通に車も通り抜ける町への入口なんです。





門を通り抜けると、ガイドブックでもお馴染みマルクス塔へ到着!!
建物が全部カラフルで本当にかわいい!

ローテンブルグは13世紀に栄え、17世紀の三十年戦争で衰退後、第二次世界大戦で町の約4割が消失したけど、その後中世の街並みが再現されたそうです。




ここが今日のお宿。かわい〜のぉ〜☆


早速チェックインし、3階の我がお部屋へ。


あの窓の内側はこんなレースのカーテンがついております。

















んでベットはこんな感じ。


ドイツのお宿の枕ってこういう山形になっているのを良く見かけます。
なんでだろ?


そして私一人で泊っているのに部屋にベッドが4つ!!


階段にも家具がなんとなく置いてあり、本当に誰かの家に遊びに来たみたい。
ロンドンのB&Bよりもずっとカワイイわー




荷物を部屋に置いて、早速お出かけ。


ヤコブ教会へ。



ここにも先程も登場したリーメンシュナイダー作の聖血の祭壇を見てきました。


これはすごい!













精密な彫刻技術に圧巻。



この人は天才である。



この祭壇の前に椅子が置いてあり、みなさん座って長いことじっと見つめていました。


近くでじーっと見つめていた私に後ろからビデオ撮りしてたおじさんから「座って!」と一言。
すんません・・・




その後町の中心マルクト広場へ。


大きな建物は市庁舎。


周りの街並みもほんとかわいい







この町はどの家も窓にゼラニウムを飾り、カラフルな家の壁と相まってとても賑やかでルンルンしてきます。



やはり人気があるのか、日本人観光客(特に女性)も良く見かけます。



ローテンブルグの名物お菓子、シュネーバルもいっぱい売ってます!



通常サイズはものすごい大きく、食べきれないので、小さいサイズを購入しました。








この町のお店の看板はとても凝っていてかわいいものが多いです。


町の中心から少し離れたところにある銅板画のお店を覗いたらお値段も手頃でお持ち帰りもできそうな絵が沢山売っていました。


記念に1枚購入♪


しかもこのお店のオーナーのおばちゃんがとても気さくで話好き。
英語も達者だったので、一人旅の私も久しぶりにいっぱいしゃべった。笑


先日隣国フランスに行った時は簡単な英語も通じなかったのに、あなたは英語上手いねと言ったら、
フランス人は他の国の人が嫌いだから仕方ないわよ!だって。笑える。


このあたりも最近は中国人・韓国人客が多いそうな。




さらに散歩して、ここもよくガイドブックに登場するプレーンライン。(左写真)


ここを通り抜けてさらに先へ行くと、町の先端城壁に到着。(右写真)


ここの城壁、中に入れるので早速登ってみた!






城壁の中は暗く、大砲が残されていました。


ここから町をぐるっと囲っている城壁を歩いて渡ることができるので、早速行ってみよう!


人ひとり通れるくらいの横幅しかない道をぐんぐん歩いていきます。


高い所から街並みが見下ろせて、これも楽しい♪




第二次世界大戦で壊れてしまった城壁は世界からの寄付金で修理されたそうで、日本からの寄付もありました。


企業名から何かの組織、個人名まで様々。


京王百貨店もそのひとつ。


そしてレーダー門の近くにあるこれまたかわいらしい旧鍛冶屋を上から眺めて城壁散策終了(右写真)




そろそろ夕方。


町の外れにあるブルク公園が今日の最後の目的地。


旧市街の様子が周囲の緑と一緒に一望できます。


その後レストランへ!


今晩はここにしまーす(^O^)/




ここのお勧めワインをいただきました。
めっちゃフルーティーで美味し〜い☆☆☆


ジュースみたいでゴクゴク飲んじゃいました(^_^;)
地元産のワインみたい。


明日みんなに出す絵ハガキを書きながらワインを飲むなんて贅沢なひととき。
日本じゃ忙しくて絶対無理。


スペアリブをガッツリ食って満足。



お店を出たらすっかり日も暮れ、夜警観光ツアーの皆さま方に遭遇。


そしたら本日お買いものした絵やらクリスマスグッズやらを一式お店に忘れてしまったことに気付き、急いでバァーック!


お店のお姉ちゃんが私の荷物をちゃんと確保していてくれて無事私の手元に。


夜の街もキレイだな。
田舎なんで物騒でもないし。


というわけで明日はアウグスブルグを経由してフュッセンへ向かいます。