/ja あやつる YmrDhalmel

バレーボールを見た記録が多いです。主に北で、たまに南で。

たとえば、それも、これも、6年。

V・チャレンジリーグってのは、バレーボールの、ちっちゃいかもしれないが暖かい火がともっている場所だ。
京フェスティバルに行っていろんなチームのいろんな戦いを見て、改めてそう感じた。バレーボールの炎は、消えやしないのだ。
土曜日、各社や、両東京サポのデカいのや、即席スプレー式(でも前に見たことあるような)の…などに混じって出ていた1枚の横断幕に目を引かれた。

「一ちゃん。」

当方はこれまでその横断幕を見たことがなかった。誰に出された横断幕であるかはすぐわかったが、何せ初めて見たもので、「このために作った方がいるのかなぁ」とか「ほかの会場の試合にも張られているのかなぁ」とかいろいろと想像をめぐらせていた。先週自重し(て近場に行っ)たからこのチーム観るの初めてだし。

あ、いたいた背番号と名前がおなじひと。瀬田での話をコメントでいただいて少々楽しみにしておったのですわ。しかしぐるぐる巻きにした右膝痛々しく、その、あの、すっげーパフォーマンスとか言う状況ではなかったようではあるのだが、それでも着実に何かを感じさせるプレーを見た。
このひとに限らず、阪神デルフィーノの各選手がひとプレーひとプレー毎に見るものに何かを伝えてくる姿、それにしびれるあこがれる〜のである。

とはいえ、実はデルフィーノ参戦組って、当方にとっては「中途半端に懐かしい」組でもある。現役時代…じゃなくってなんていえばいいんだ…を憶えている選手は、あの中では金近くらい(それも筑波にいたからであり)。あ、まさすけ氏は2年ぶり*1だなぁとか。なんでかって、その頃、ほとんど大学以外を見ていなかったし、ちょっと経ったらバレーボール自体をちゃんと見られない状況にもなっていたし。
あとから1さん*2のブログを見てわかったのだが、当人が東京体育館で試合をしたのも、幕を張った人が幕を張ったのも、同じ6年前、2002年のVリーグオールスター以来ということだそうだ。→東京大会 - 『一話』 ~the life is gambling!~
つーかVリーグオールスターって何?おいしいの?観たい?んぐ!…と唸ってしまうくらいにバレーボールと無縁に暮らしていたんだわアテクシ、な頃だったのだ。

気にかかって「Vリーグオールスター」だの、当時のチーム名などでぐぐったりすると当時の某所のスレが出てきたりして、その2002年というのが…知ってる人がここを読んだら「皆まで言うな!」と切れかねん状況に至ったときだったということをいまさら知ったりした。
もしや…それから?それ以来?と考え始めると、6年ってあまりに長い。

長いけど、切れていないから。
だからバレーボールがどこかで行なわれていて、そこにひととひとが繋がっているのだ。だから…
自ら繋がりに来た人も、繋ぎを創造しようとする人も、みんなみんなあの場所で見ることが出来た。

試合が終わって、ふと対岸に目をやると、いとおしそうに横断幕を撤収するかたがたが遠目に見えた。細かい事情は知らなかったが、そのことだけは印象に残っていた。

追記

デルフィーノに集う方々のことが読みたい。もっと読みたい。ワタシには書けないから、書ける人が書くものを読みたい。
雑誌のベタ記事でもいいし、ベタ記事じゃなくてちゃんとしたのを書きたいという方が在ればV-M-Sに載せたい。つーことで我こそはという方はご一報ください我まで。
昨日書いたマトリックス見た限りでは、あと2週ありそうだなぁ、デルフィーノを観るチャンスは。1週空くから、再来週はええパフォーマンスが見られるのかなぁ。別会場なので当方は見られないのだけど、そうあってほしいなぁ。

*1:NTT西日本大阪での地域リーグプレーオフ

*2:…と書いちゃうと某所でスレ立てる人みたいだなぁ