どうでもいいけど・・・・・

最近、物議をかもしているらしい、オーストラリアのTVコマーシャル。

ま、見ての通りの内容ですが・・・・・太ったニホンジンが寿司屋にやってきて、不遜な態度で「クジラのフルコース」を注文。しかし、汁物を口にした途端に絶命。しかも、その後、電気ショックを与えられて悶絶。そして、「わたしたちのクジラは苦痛にまみれながら死んでいるのです」というテロップが流れます。彼がオーダーしたのは、「鯨肉の」ではなく、「クジラが味わっている痛みの」フルコースだった、という顛末。
このビデオクリップをYouTubeに投稿した人は、このCMが「人種差別的」であることを問題視しているようですが、スポンサーのビール会社は捕鯨行為を批判し、文字通り、自社が「クジラの安全」を支援していることをアピールしているだけです。もしかしたら、ビールを飲みながらドでかい牛肉を食らう人たちですから、生物を殺す際に「苦痛」を与えることにスポットをあてているに過ぎないのかもしれません。牛を殺す行為は、「スローター」ではないんでしょう・・・・・ま、そんなことはどうでもいいですけど。
「差別的」という観点からとらえると、この、フォルクスワーゲンのCMのほうが、数段面白いと思います。

明らかに、イスラム過激派の自爆テロを題材にしています。このCMは、すでに放送メディアからは消えているそうですが、いやいやどうして、なかなかの出来だと思います。少なくとも、トヨタのインチキ「エコ替え」キャンペーンより何倍も、良心的です。