運命の悪戯
ネットの動画サービスで映画「グランド・イリュージョン」を見た。フランス人捜査官役の俳優に何となく既視感を覚えて調べてみたら映画監督の経験もあるメラニー・ロランだった。
彼女の作品リストを見ていたらその中の一つが「ガルヴェストン」。これが何だか聞き覚えのあるタイトル。
同じタイトルでエビ漁をする男の歌があった気がして、そこからだんだん思い出がよみがえってきた。
大昔にFMラジオの深夜番組で四時間くらいの大型音楽番組「FM Weekend Special」が有ってそこで紹介されていたのがブルース・スプリングスティーンの曲「GALVESTON BAY」。多分、戦争とポップミュージックの絡みで紹介された中の一つだったと思う。http://www10.plala.or.jp/born2run/songs-galveston.htm (歌詞)
https://www.youtube.com/watch?v=_c2z4oFoBZY (曲の動画)
アメリカの一時代を象徴するような曲で、憶えておきたかったので忘備録的にエントリーにしてみた。*1
そして、番組の司会者が岩田由記夫氏。https://twitter.com/IWATAYUKIO
彼の番組は当時カセットテープに録音して何度か繰り返し聴いてたのでいくつかのフレーズが頭に残っていたのだと思う。
岩田氏もだいぶお年を召されて今はラジオに出てはいないようだけど、元気に趣味の魚釣りに出かけているようでなにより。
忘備録
2020-10-06に https://anond.hatelabo.jp/20201006215439 「やはり非モテ女は存在しない」が投稿される。
他者から存在承認受けられない女性はいないから異性と交際できない男性の方がより不幸さで優るし、その事を女性は理解できていないという内容。
2020-10-07にそれを受けて https://anond.hatelabo.jp/20201007220651 「俺は非モテ男だけど、それほど悪くない人生だと思うよ」が投稿される。
それに対してfrothmouth氏がはてなブックマークhttps://b.hatena.ne.jp/entry/4692468873802640226/comment/frothmouth を付け、
「これが『正しい』非モテ男性だ!お前も正しくなれ」みたいな押し付けがましさと視野狭窄があったから、小野ほりでいは批判されているんだろうな
とのコメントを投稿。*1
そのfrothmouth氏のはてブコメントに対し、私dimitrygorodokがはてなブックマーク https://b.hatena.ne.jp/entry/s/b.hatena.ne.jp/entry/4692468873802640226/comment/frothmouth を付けコメント
視野狭窄に陥ってるのはドッチだろうね?インセル的な人達は自分の実情にそぐわない願望を、そうと認められず自他共に傷付けてる。人間は手段ではなく目的なのに。
を投稿。
それを受けてfrothmouth氏より同エントリー内にコメント
う~む、「正しい非モテ」と「インセル的な人達」の2者しかいないわけではないことは理解できているよね?そこから説明しなければならないとしたら対話は諦めた方が良いかな
が投稿され、更にそのページに対しはてブ https://b.hatena.ne.jp/entry?url=https%3A%2F%2Fb.hatena.ne.jp%2Fentry%2F4692538155427178114%2Fcomment%2Fdimitrygorodok が付けられコメント
どっちということは2者を想定しているわけですよね、A君とB君としますか、A君が「インセル的な人」とした場合、B君はどんな人だと設定しているんですか?/インセル的な人と設定すること自体が妄執だと思いますけどね
が投稿される。
frothmouth氏は小野ほりでい氏を押し付けがましいと評するが、小野氏を叩く側はトロフィーワイフ的なパートナーを得る事を諦めたくないし、得られないのは自分の意に沿わぬ女性が悪いの一点張り。
しかしそれは女性の主体性を認めず、一方的に男性にかしずくという関係の持ち方な訳で、いつどこでもそれが可能という訳でもない。
実際、江戸時代の日本では庶民層は女性から離縁を切り出される事が多かったという。当時は女性も主体的に関係をどうしていくか決めていたという事だ。
そんな時代なら、今のインセルの様な物言いは鼻であしらわれるのではないか?
我が国では一時期は明治帝政の影響で男性優位の社会が続いたが、それが互いにとって幸せだったか一概には言えないだろう。自分の両親も父が強引な物言いをして母が強く反発する、というやり取りが日常的に繰り返されてきて双方だけでなく子の私も大いに疲弊していた。
そういった話は別に私の両親に限った話でもなく、例えば橋田寿賀子脚本のTVドラマでも度々描かれ、長年に渡って放送されてきたことを鑑みるに、仮に成婚率が100%を達成したからと言ってそれで万事丸く収まる訳ではなく、新たな騒乱の時代の幕開けとなるだけではないだろうか?
*1:ここで小野ほりでい氏が批判されたのは恐らく https://note.com/onoholiday/n/n9ac24b2ef32e 「非モテは不幸だという呪い」や、 https://note.com/onoholiday/n/n5d8fd4f8bdd5 「性がゲーム化することとその弊害について」でインセルと呼ばれる男性たちの怒りが見当外れの方向に向けられてると言った事と深く関係してるものと思われる。
夢なき時代の夢とは
「ハクション大魔王2020」
GYAO!で第一話を視聴。
前作「ハクション大魔王」の続編で50年後に再び人間界を訪れた魔王とその子供たちが活躍するコメディ……と言う前振りでしたが。
いきなり人間の子供からお役御免を言い渡されるシビアな展開。
「将来なりたいものは何?」
と聞いても
「どうせAIが全部やってくれるようになるから自分が頑張る必要を感じないし、何ものにも急き立てられずグウタラしていられたら幸せ」
と返されたら二の句が継げなくなるのも無理はない話。
おまけにIT技術などの進歩で魔法その物の存在価値まで怪しくなってくるとあっては、只事ならぬ展開の予感がしてきます。(おーい、これ本当にコメディなの?)
一念発起した主人公、アクビが人間の子供の夢を探すと誓いを立てる訳ですが、その前途の多難さたるや、到底一筋縄ではいきますまい。その苦難の果てに人生を捧げるに足る「夢」が見つかったとしたら、その暁には宇梶剛士がバースデーケーキ持って出てきてハイテンションで祝ってくれるでしょう。多分。
ついでに「
久しぶりの映画
多忙だったり日頃のズボラ癖が出たりで長いこと映画館から遠ざかっていたけれど、さっきスターウォーズep9見てきました。
直近の鑑賞タイトルが主戦場で、今年の6月くらいだったから半年ぶりですね。
内容的にはシリーズ通しての深い知識も無いし公開が始まったばかりなので詳しく書こうとは思いませんが、主人公に秘められた謎の解明や様々な形で展開される戦闘シーンなど見所タップリだったんじゃないかと思います。
もう、その辺は流石J・J・エイブラムスだなぁと、バカみたいに口半開きにして見入ってました。
メカファン的にも多様なスターファイターが登場するので見飽きないし、懐かしい一品も出てきて何だか気分は同窓会みたいに。
そういえば、室内の平均年齢が平日という事もあってかかなり高め。もっと小さい子供が来るものと思い込んでいたので、白髪交じりの頭の多さに驚かされました。
これじゃまるで、小学生の時分に一作目(今で言うep4)に遭遇してド嵌まりした人達の同窓会ですよ。
こうして作品の内外共にサプライズがあって、やっぱり見に行けて良かったな、と思えた休日でした。
大晦日
はてなのアカウントを取ってはや三度目の大晦日を迎えたのですが、それもいよいよ押し詰まってまいりました。丁度一年前ののエントリーを読み返してみると今日とおんなじでやっぱり仕事に追い立てられながら書いていたり(苦笑)
でもあの頃は今と違って「ひょっとしてアレもこれも変わっちゃうのか?(良い意味で)」という期待感が有ったんですよね。それもたった一年でかなり目減りしちゃいましたが……沖縄の普天間基地や八ツ場ダム建設の是非をめぐる問題とかが象徴的ですね。時間をかけてスッタモンダした挙句に、というならまだしもこうアッサリひっくり返ってしまうとは思いませんでした。
本来、民主国家であれば何度も経験していた筈の政権交代がなされてこなかったツケというのは想像以上のものだったんだと思い知らされた感が有ります。
あ、でも去年と同じ事もあります。それは、宿題。id:waferwaderさん宛にレスポンスするという課題が手付かずのまま年を越すハメになっちゃいました。新年早々に仕事で走りまわらなきゃいけないので首を長くしてお待ち頂かないといけないんで恐縮ですけど(^^;
それから今年も色んな方と交流させて頂いて、その意味では楽しかった一年だったと思います。普段はてブばかり弄ってる人間ですが、追っかけきれないくらいのブックマークを前に右往左往でした。waferwaderさんのお陰ではてなハイクを初めて書いてみる事が出来たのも収穫でした。来年もまたお付き合い頂けたらと思います。どうぞ宜しく。
さて、そろそろ仕事に戻らないといけないんでこれで失礼しなければ。
それでは皆様、良いお年を!