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非モテ

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非モテ

ひもて

一般的には、異性からモテないこと。また、モテない状況にいる人のことを指す。

もともと「モテ」という言葉から生まれてはいるため、誤解されやすいが、現在の用法としては「非モテ」の対義語として「モテ」が配置されている訳ではないことに注意。「モテ」は第三者による評価だが、「非モテ」は自意識の問題といえる。

「モテる」とは複数の異性から恋愛対象として求められることを指しているが、「非モテ」における「モテ」の意味することは、もっと原始的な、他者(異性だけではなく)から求められるという意味に変化している。他者による承認が得られないという悩みなのだ。

中でも、恋愛経験がないために、一人でもいいから異性に好かれたいという恋愛による承認を求める人が「非モテ」を自称することが多い。「非モテは複数の人にモテたいんでしょ。そんなモテる人なんてごく少数で、一人の人に愛されればいい」というような発言は、非モテという言葉を見かけた時によく見かけるが、これは誤解である。

その一方で、「モテるための努力を回避する」という恋愛至上主義恋愛資本主義へ批判的態度およびその人のことを指す場合もある。

後者の非モテはさらに挫折型←→非挫折型、恋愛至上主義そのものからの退却←→恋愛(モテ)資本主義からの退却と大きく4つの型に分類できると思われる。

(『電波男』(本田透著)は「挫折型・非−恋愛資本主義」であり、『負け犬の遠吠え』(酒井順子著)は「挫折型・非−恋愛至上主義」、近年の若年世代のライト萌えオタク層は「非挫折型・非−恋愛資本主義」となる)

言葉の発祥としては、1990年代後半の個人サイト界隈において、男性管理人が自虐的に「非モテ」と言い始めたのがきっかけと見られる。非モテ系日記 Web Ringはその頃できたもの。この頃は「モテ」が対義語であったといえる。

その後、2ちゃんねるに2000年にできた「独身男性板」(通称「毒男板」)で、恋愛絡みのネタが多く話されていた。2004年には「モテない男板」(通称「喪男板」)が作られ、2005年には「もてたい男板」が生まれている。

独身男性板 - Wikipedia

2004年の『電車男』のヒットにより、「脱オタ」がクローズアップされ、2005年の『電波男』(本田透著)の登場によって、「恋愛至上主義」「恋愛資本主義」への対抗が強く認識され、そういった認識を持つ人をまとめる概念になりつつある。

このように、「非モテ」は多様な定義を持つ言葉となり、複雑になっている。そのため、男性においては、まったく恋愛経験がない、女性から明かな拒絶を受けた経験のある男性は「喪男」と別の言葉で呼ばれることもある。

非モテ」には様々な立場があり、下記のマップで詳細な解説がある。

非モテMAP ver.003

kiya2014氏による論考。

僕と非モテと「非モテ」の死ぬ道



非モテ」から生まれた言葉としてはコミュニケーションが苦手なことを指す「非コミュ」という言葉もある。

喪男毒男独身男性

喪女独身女性

脱オタ