Transnational History このページをアンテナに追加 RSSフィード Twitter

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2007-08-29 [これはひどい]都合の悪い事実を隠す扶桑社の教科書 このエントリーを含むブックマーク このエントリーのブックマークコメント

歴史教科書をめぐる問題について

http://www1.ocn.ne.jp/~kenpou/work/tushin/2005/0505.htm

つくる会」教科書には、日露戦争が「植民地にされた民族に、独立への希望を与えた」という記述を補強するために欄外でネルーの「もし日本が、もっとも強大なヨーロッパの一国に対してよく勝利を博したとするならば、どうしてインドがなしえないといえるだろう」という文章を引用しているが、ネルーは「日本のロシアに対する勝利がどれほどアジアの諸国民を喜ばせ、こおどりさせたかということをわれわれは見た。ところが、その直後の成果は少数の侵略的帝国主義のグループにもう一国つけ加えたというにすぎなかった」という文章も残している。歴史的な事実に照らし合わせてどちらの史料を用いるべきかは言うまでもないだろう。これこそ自分達に都合のいい歴史像をつくるために都合のいい史料のみ用いるという顕著な例である。

歪んだ教科書 つくる会の策謀 【扶桑社が触れないネルーの言葉・赤旗より】

http://asyura.com/0505/war70/msg/152.html

笠原教授によると「新しい歴史教科書」の特徴は「都合のいい話を繋ぎ合わせてストーリーを作っている」ということにあるという。例えば、日露戦争について扶桑社の教科書はこう記述しているという。「植民地にされていた民族に独立への希望を与えた」そして欄外にはインドの政治家ネルーの以下の言葉が紹介されているのである。「もし日本が最も強大なヨーロッパの一国に対して勝利を博したとするならば、どうしてそれをインドがなしえないといえるだろう」

しかし実はネルーがこの言葉を書いた書籍には次の一節が後部に書かれているのである。「日本のロシアに対する勝利がどれほどアジアの諸国民を喜ばせ小躍りさせたかをわれわれはみた。ところが、その直後の成果は少数の侵略的帝国主義諸国のグループに、もう一国をつけくわえたにすぎなかった。そのにがい結果を、まず最初になめたのは朝鮮であった」「日本は帝国としての政策を遂行するにあたって、まったく恥を知らなかった。ヴェールでつつんでごまかすこともせずに、おおっぴらに漁りまくった」つまり帝国主義同士の戦争であったというネルー日露戦争への評価を、その都合のいい部分だけを切り貼りし、日露戦争は美談であると思わせているのである。

■ジャワーハルラール・ネルー(Jawaharlal Nehru 1889年 - 1964年)

インド初代首相。独立運動の指導者。反帝国、反植民地、反人種差別主義者。