参考資料

日本とギリシャ予選リーグの当落条件
日本   1勝3敗 得セット3 失セット10 セット率0.30 総得点271 総失点304 得点率0.89 対戦相手ケニア(予選落ち確定)
ギリシャ 1勝3敗 得セット5 失セット 9 セット率0.56 総得点289 総失点312 得点率0.93 対戦相手イタリア(予選2位通過確定)

明日の結果    日本      ギリシャ
3-0        6-10 0.60   8- 9 0.89
3-1        6-11 0.55   8-10 0.80
3-2          6-12 0.50   8-11 0.72
2-3          5-13 0.38   7-12 0.58
1-3          4-13 0.31   6-12 0.50
0-3          3-13 0.23   5-12 0.42

両方勝ちもしくは両方負け、日本負けギリシャ勝ちはギリシャ勝ち上がり。

(参考)日本勝ちギリシャ負けのケースは日本だが、セット率はこうなります。
日本3-0:無条件日本勝ち上がり。
日本3-1:ギリシャが2-3でなければ日本勝ち上がり。
日本3-2:ギリシャが0-3なら日本が勝ちあがりだが、ギリシャ1-3だと得点率で決定、ギリシャ2-3ならギリシャ勝ち上がり。
id:mugendaiさんのご指摘どおり日本○ギリシャ●は日本勝ち抜けです。ごめんなさい。

自力で予選通過は出来ません、そしてギリシャの対戦相手イタリアは既に勝敗に関係の無い試合でおそらく主力温存で試合に臨むでしょう。前回Vリーグの入替戦の行方に関してこういう計算して2月中旬痛い目見たことを思い出します。まぁ通過してもB組1位の中国相手ですから大した違いは無いんですが・・・。あとはイタリアがやらなかったときに泣き言だけは言ってほしく無いですね、韓国相手に勝つ機会は充分にあった訳ですから・・・。

  • [か]負けても1セット取っているギリシャと、あっさりスト負けする日本との違いが出ています。相手に恵まれて一次リーグ敗退はないと思っている人が大半だろうが、現実はそんなに甘くない。前述しているように、入替戦に向けた計算でわれわれは痛い目に遭っている。エアリーサポが品川駅で1時間近くかけた計算では、武富士はスト勝ち以外なら入替戦という状況だったが、こともあろうに武富士は決勝が決まっていた久光製薬鳥栖・神戸支店相手にスト勝ちをやってのけた。国際大会では「欧州連合」というのはよくあることで、しかもギリシャは開催国。バレーには「ベストメンバーによる試合参加」というルールがないので、別にレギュラー全員温存して試合に出てもいいし、さらに予選通過が決まっている状態なら休養という目的で何やってもいいわけだ。男子サッカーのアジア予選の最終戦レバノン×バーレーンのような状況とは違う。イタリアが勝ちにきた時点で決まりそうな気はするが、なんとも言えないよこれは・・・。

未だに、こうは思ってもらえないのですか?

今回は本番に出たことを喜ぶべきで、ここで得た経験を少しでも次回に生かせればいいと思う。メダルの話なんてまだ時期尚早。国際的な競争力を完全に失い置いていかれたチームが、たった1年そこいらで急激な強化が完成してメダルを狙える位置まで来るとは考えづらい*1。こういう考えはファンも含めてバレーに関わる全ての人が過去の栄光から脱却できていない証拠にすら思えてしまう。
あくまでもアテネ
北京への踏み台でしかない
いまだにそういう感覚の持てない、持ちきれない人が多数派とは、バレーファンも気持ちの切り換えというか、長期的視点が完全に欠如しているよ。その場だけでよければ絶対すぐに冬の時代が来る。五輪でメダルはステータスではあるが、当然といわれる覚えはない。少なくともここ数年のバレーの環境では。

*1:国内で行われた2つの国際大会の異常な盛り上がりは選手に「自分たちは強い、やれるんだ」という"正解とはいい難い"感覚を植えつけたともいえるだろう

納得しきってない人のために、2級審判の解釈を...

なでしこ×USAの1-2になった場面のこと。スローで見ると、FKを受けた選手はオンサイドで問題なし。しかしながら「最終的にシュートを決めた選手はそのFKのときはオフサイドポジションにいたし時間がそんなに経過してないからオフサイドじゃないのか?」というのを見た。
オフサイドは「パスが出た時点で」「ボールおよび後方から2人目の相手競技者より前の攻撃位置=オフサイドポジションにいて」「ボール・相手競技者に干渉するか、その場所にいることによって利益を得る」ことで成立する。
シュートを決めた選手はオフサイドトラップをかいくぐった選手からマイナスのパス*1を受けたわけだから、オフサイドにはならない。もちろんFKが蹴られたときに位置していたところなんて無関係。
プレーがロールバックされて反則の適用となるのは「プレーオン・アドバンテージ*2」くらいで、その場面でもワンプレーか、時間にして2秒程度かな。
オフサイドは現に副審をしていても2列目の飛び出しとかを瞬時に判断しなければならない難しい技術。[か]も、上げた旗を降ろして走ったことが何度もあります。ただこの場面、ものすごく副審は冷静に判断しましたが、パスが通ったときに旗を持たない片方の手を上げたりとかして「オフサイドじゃないよ!」というアピールをしてほしかったと思います。

*1:ボールより後方に送るパス

*2:主審が両手を前で広げることで示す

フジ五輪ダイジェスト

余計なタレントアナウンサーが多すぎて『船頭多くして、船 山に上がる』を地でいく番組・・・、特に日本の菊間のカットインが邪魔見ていて疲れる。

  • [か]まだ振り返るには早すぎる。「ギャラたくさん払ってるから使っておかないと」という意図ミエミエ。通常番組をしている局を優先して見ています。