【見たことない形】かっぱさんの「ここまで東京」

これはかつてない形です。興味深い。

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ぼくが面白いと思ったのは2点ありまして、ひとつは中央線は東小金井までというしぶい境界を持ってきたことです。なんで東小金井。ひとつ西が武蔵小金井という名前であるにもかかわらず、東小金井。中央線の駅名言うゲームやったら真っ先に忘れられそうな、東小金井。ここの駅周辺だけ家賃が安い東小金井。しぶいです。いや、ぼく自身はじつは東小金井には深い深い思い出がありまして…、まあそういう甘酸っぱい話はおいておいて。

見れば京王線もチトカラまでっていうのもしぶいですね。こうやって境界の駅聞くだけで、勝手にかっぱさんの交友関係などが想像されます。

もう一点は

居住経験により南・西に寛容、北・東に厳しめです。

とご本人がおっしゃっていることです。確かに東と北が、八丁堀、秋葉原、日暮里、池袋まで、というのはかなりシビアですが、問題は「西に寛容」と自任している点です。いやいや、東小金井よりはるか西までほんとは東京ですから!ぜんぜん寛容じゃないから!

東小金井までなのに「寛容」と感じるそのシビアさに惚れました。

あ、あとかっぱさんは代々大田区にお住まいらしいのですが、

祖母の代では大田区から銀座に行くことを「東京に行く」と言っていた

とのこと。おおー、これはまたひとつ「東京出身の人は自分の住んでいるところを東京だと思っていない説」の有力な証拠が増えました。今後の研究が待たれます。