室谷克実と天皇陛下の「お言葉」。室谷克実は、『日韓がタブーにする半島の歴史』という新潮新書も出しているが、その本の冒頭に、天皇陛下の「お言葉」が引用されている。しかも、室谷克実は、その本の中で、悪い見本として、天皇陛下の「お言葉」を、ボロクソに批判し、冒涜・愚弄しているのだ。これこそ「不敬発言」ではないのか。それとも、室谷克実は、もともと「反天皇」主義者なのか? あるいは、本の売り上げ増進のために天皇陛下の「お言葉」を利用しただけなのか。・・・「室谷克実の『日韓がタブーにする半島の歴史』を読みながら、日本
室谷克実は、こう書き始めている。
《「貴国は我が国に最も近い隣国であり、人々の交流は、史書に明らかにされる以前のはるかな昔から行なわれておりました。そして、貴国の人々から様々な文物が、我が国に伝えられ、私共の祖先は貴国の人々から多くのことを学びました。」
これは、1994年3月に韓国の金泳三大統領が来日した時、天皇が宮中晩餐会で述べられた「お言葉」だ。》(『日韓がタブーにする半島の歴史』11ページ)
そして、後には、こんな文章も続く。「しかし私はいま、天皇のこの「お言葉」に象徴される『常識』に異議を唱えたい。」序章のタイトルも「陛下の『お言葉』ではありますが」となっている。まさしく、室谷克実は、『日韓がタブーにする半島の歴史』で、天皇陛下に喧嘩を売っているのだ。
むろん、日韓関係史や東アジア古代史について、どんな新説、奇説、妄説・・・を唱えようと、それは本人の問題だから、どうでもいい。問題は、何故、そこで、天皇の「お言葉」が登場しなければならないのか、ということだ。
(続く)
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