空の鳥

主に飼い猫+野鳥を撮って、紹介しています。

歯にドリルで穴を開けてもらう。

大好きとは言えない場所がいくつかあるが、その中の筆頭である歯医者へ。
今日は歯茎も磨き方も問題なかったので、予定どおり虫歯の治療をしてもらう。
歯に穴を開け、型を取り、セメントをつめる。穴を開ける時の音は大好きとは言えない音の筆頭であり、型を取る時は気持ち悪いし、セメントはケミカルな香り。
楽しいとは決して言えない時を過ごした。

ウイーン、1994年の写真。

写真を整理していたら、1994年にウイーンでレッスンを受けていた時のが出て来た。ピアノはベーゼンドルファー
教授は昔名手としてしられたウイーン音大のパンフォーファー氏。バイオリニストはアーサー。当時20歳。
私は泣きそうな顔をしている。パンフォーファー氏はすごい厳しいレッスンだった。完璧に練習して行ったのに、1小節ごとに「ナイン(あかん)」「ニヒト(ちゃう)」といってとめた。レッスンがすんだ時、
「だから日本人はみんな同じ注意をされるんだ。」
とアーサー。激怒した私は「日本人一緒くたにしないで。」とわめき、彼は平謝り。私の顔を見ると何も言う前から反射的に「ごめんなさい」というようになった。