雑誌方面。増刷分の『文藝春秋』もやっぱりよく売れましたが、今日の注目はドラえもんカルチャーマガジンの『ぼく、ドラえもん』でしょう。本日創刊、毎月5・20日発売の全25号。創刊号は500円、以降650円です。私は、コミックス未収録作品集が別冊としてついてくる!(しかも毎号?)って所にものすごく惹かれております。他のスタッフは幻のアニメ第一話収録のDVDでしょう、って言ってました。買っちゃいそうなんだけど、帰りに見たらもう一冊しか残ってなかったような...
書籍方面。富士見ファンタジア文庫の新刊、かな。富士見は電撃とは異なりランク(店のランクと商品のランク)によるパターン配本だと思われますが、『武官弁護士エル・ウィン』(の新刊)のランク付けが低いなぁ、と思いました。要は、すぐに売り切れたってことなんですが。

『まんがタウンオリジナル 4月号』(双葉社)

うちの大家族」(重野なおき)。オタクデブネタがなんとも。「すてきなムコさま」(富永ゆかり)。この方、本当に良いです。明るくて勢いがあってちゃんとオチつけてるし。双葉社は大事にするように。そして芳文社を見返すこと(?)。「はるうらら」(たかまつやよい)。この方もオススメで、特にこの作品がオススメ。この方の単行本もいずれ出ると思いますが、その時は張り切って売ります。80ページ右あたりは身につまされるネタだ。「胸騒ぎのオフィス」(弓岡よし)。予定調和度が増してるなぁ。4コマなんてそんなもん、かもしれませんが、たまにはぶっ飛んで欲しいです。「まなちゃん北だより」(姫ユリ子)。丸い。おばさんの、ちょっとウソツキって所が良。

『小説すばる 3月号』(集英社)

お目当ては恩田陸。でも松本ぷりっつのマンガも載っててビックリ。見てみるものだ。
で、「エンド・ゲーム」(恩田陸)。うわ、感想書きにくっ。暎子さんは大丈夫?火浦、何者?くらいしか書けないぞ。まぁ、『光の帝国』を読んでから時を経ているので「光の帝国」と「国道を降りて…」しか覚えてないし。肝心の「オセロ・ゲーム」ですら怪しいなぁ。でも、特に「オセロ・ゲーム」の続編の要望は多かったのでしょうね。著者自身も書いてるように、期待に応えられる続編というのは大変でしょうが、ツカミとしてはOKでした。