家族の危機的状況

弟・・・気難しくなってる。そのくせ状況把握は何か下手。物事を知りもせずに否定しすぎです。
妹・・・ちゃらんぽらん。楽しそう。
父親・・・浮気中、アホ
母親・・・苦労人

父親と母親は現在会話がない。部屋も別々にしてある。もう半年に近い。そんな中、妹が手術をした。この手術が結構大変だったらしくて、母親は父親に連絡を取ったが、父親の対応はつれないもので、もうだめだと思ったらしい。

この手術の原因が妊娠だったということで、相手にも責任を求めたが相手はとても消極的。連絡すらない。家庭のイザコザに加えてこういう問題で、手術後病院に通う必要があり、その移動の時間、手術費に薬代と負担が増す。

仕事もうまくいってないみたいで、負担過多らしい。仕事場の人が、娘は大丈夫かと心配する一方で、帰ってきもしない父親。

父親とは、話も合わないらしい。俺が父親と話してたのを聞いてそう思ったと。そういう言い方されると、話合わせて盛り上げてた俺が馬鹿みたいじゃないか。ちょっとー。それはいいけど、ほんときつい状況みたいね。

母親のサイクルがよくない。自分が就職したら真っ先に報いるべきは母親だと思う。母親の性格も、問題を招きやすいもので本人にも問題があると言って言えなくないが、現象としてまいっているのは母親なのでそこに手当を加えるのは当然、という感じ。
父親を差し置いて手を加えてもいいと思う。父親は何だかんだ食っていける。かと言って父親0、母親100の分配をすると、そもそものお金を出してる俺をないがしろにするのかと腐る。母親を厭うかもしれない。

苦労に報いる場合、心情的に報いるのと、現象、物理的に報いるのと両方いると思う。心情だけで言えば母親に大きくなるだろうし、物理で言えば父親だけになってしまう。物理、現象はお金とか物とかを言う。父親に気苦労がなかったというわけではないけれど。
采配のゆくえで、秀吉だっけ?武将を軽んじて知将ばかりを優遇したとき、イノシシが石田三成を嫌った。両方待遇すればよかったんだ。少なくとも、禍根には原因があって、そこのところを聞き出した上でできる限りの対応を取るべきだった。


母親は、娘が重大なこの時期に、ろくな対応ができない父親を見損なったというけれど、父親は浮気してんねんとか、ゴルフ始めたとか、なんか物事を知らないんじゃないかな。自分が最初に手術と聞いたとき、まったく心配が生じなかったのと重ねて思う。手術ということの重大性が理解できてなかった。母親が言うには、命があれば何でもいい、くらいに思ったらしい。


母親が色々と大変だということを聞いての別れ際、頑張って!てのがまず浮かんだが、頑張ってというのもどうかと思う。自分は何をしているわけでもないし。結局言えたことは、また連絡してくれ、だった。また連絡してくれって、こういう風に使うのかと思った。


父親は父親で、それなりに人のことを考えているらしい。それがあまりに稚拙で、人からは評価されにくいのかもいしれない。金を出してんだからそれでいいとか、そういう感じではあっても、本人にとってはそれが思いやりである以上、それは思いやりなのだ。本人としては、思いやりをやれている。

父親と母親、それぞれ嫌いなところがある。そしてその嫌いなところのために、お互い対応が悪くなってますます嫌いになっていく。合わないようだ。

人と人との衝突は、大まか考えの違いと、同じ発言でも受け取るポイントが個人で相当違うってところから生じると思う。同じ発言Aに対して、発言者はAの気持ちに注目して発言したとしても、受取人は行動に注目するかもしれない。行動と信じて疑わないのだ。受取人はそれに対して反発を示すと、発言者は発言Aの気持ちが否定されたと思う。人と人との衝突は、大まか勘違いだと思う。すべて予想通り、想定通りに話が進めば喧嘩にはならない。自分の想定、予測に外れるから人は怒るのだ。そして予想、想定に外れる行動が理解できないのは、どっかポイントがずれて勘違いが起きているからであることが多い。たぶん。