写真関連

ラインメック(ステージ屋)
http://www7.ocn.ne.jp/~linemec/


SAマウント(メス)←プラクチカマウント(オス)
http://www.desna-ua.com/
http://homepage2.nifty.com/pack/


SD についての一考察
http://homepage3.nifty.com/for_your_eyes_only/faq.htm#tobuyornottobuy3


AutoStitch
http://www.cs.ubc.ca/~mbrown/autostitch/autostitch.html

藤紫色

清水の舞台から数回飛び降りて、フォビオンを積んだ SD14 を購入してしまいました。
こいつはマジで色を出すのが難しいです。
その代わり、きちんと露出が合っていれば、かなり色を忠実に再現します。
コンデジでは難しかった、国産紫水晶の淡い紫が、そこそこ表現できます。


(↑産地は、ヒ、ミ、ツ。いずれも採集人の気配のまったく無い産地です)。


露出がずれているともうボロボロ。
これは難しいカメラですね。
はっきり言ってじゃじゃ馬なので、使える人とそうでない人の差が出ちゃうかと。
使える人になりたいです。

セミの羽化

セミの羽化の写真が撮ってみたいなあと考え、探してはいるのですが、ヌケガラばかりでイヤになってしまいます。
そこで、その道のプロ(人呼んでセミプロ)に話を聞いてみました。
ブナのような落葉広葉樹林を夕方歩くと木に登ってきている幼虫がいるので、連れて帰り、網戸やカーテンに貼り付けておいて夜通し撮影するのだそうです。
へーへーへー。
あとでチャレンジしてみます。
夜に羽化するのは危険な時期に外敵からの攻撃を受けづらくするためでしょうが、土の中にいて昼と夜がわかるのはどうしてなんでしょうね。不思議。


セミネタですが、こんなページがありました。
http://www.narinari.com/Nd/2006066099.html

七色のスペクトラム

これは、液晶プロジェクターの心臓部、クロスダイクロプリズムです。


液晶プロジェクターの仕組みは、光源から出た光を均一な平行光にして、これを二枚の干渉膜のハーフミラー(タマムシの色と同じ原理)で、赤、緑、青に分けます。この色ごとに液晶パネルで像を作り、この四枚張り合わせのプリズムで一挙に重ね合わせます。これをレンズで投影しています。
というと簡単そうですが、実際には三原色の像を重ね合わせるプリズムにはものすごい工作精度が必要で、ノウハウの無いメーカーが簡単に作れるものでは無いようです。
ちょっとでも角度がずれると張り合わせができませんし、投影像が食い違ってしまいますからね。
で、詰まるところ45度プリズムの四枚張り合わせで、この表面にも干渉蒸着膜と、三原色にそれぞれ対応した直線偏光フィルターが貼り付けてあります。
これに光を当てると、中で複雑に反射、屈折が起こり、それが干渉フィルターを通して七色に輝き重ね合わさり、しかも色分散でスペクトルになるものですから、それはそれはきれいなんです。
1677万色なんてめじゃないです。
分光しているわけですから、この世の中のすべての色がこのプリズムを通って出てきます。
この色がカメラで表現できるといいのですが。


もし、あなたの職場で古い液晶プロジェクターを捨てることがあったら、「プリズムだけちょうだい♪」と言ってこれだけ抜いてしまいましょう。
心臓部なのでたどり着くのが大変ですけど。
私の仕事机は窓際なので、このダイクロイックプリズムを書類の山のペーパーウェイトにしています。
日が射すと夢のような色を四方の書類に落とします。


書類が山と積んであることには決して触れないでくださいね。