同居人日和 blog

こころ踊るドラマに出会えたら幸せ!と思う、アラ還間近のプレ主婦です。

『クロサギ』#02「結婚詐欺」結局オープニングがアレなのね(微妙)。

今回のターゲットは結婚詐欺師(アカサギ)。その相手は、黒崎(山下智久)の高校時代の同級生・田辺智(小山慶一郎)の姉・美咲(小沢真珠)。しかも姉弟揃って詐欺師であり、現在智のカモになっていたのは、吉川氷柱(堀北真希)の友達・三島ゆかり市川由衣)。しかもその氷柱が越してきたアパートが、黒崎の所有するアパートだった…なんて…異常に狭いぞ、世間が(涙)。
今回も思ったけど氷柱の存在がウザすぎ。ラストなんて「人の心にズケズケと入ってくるんじゃねぇよ!」と、黒崎に怒鳴って欲しかったもん。
きっと内容的には「どんな理由があっても犯罪は犯罪だ」というスタンスの人間が必要だからなんだろうけどさ。見ているこっちとしては、クロサギを応援しちゃうわけだから、その行動に異を唱える氷柱という役って憎まれ役っぽくなるよね。なんだか氷柱役の堀北ちゃんが可哀想になってくるよ。
しかしまだ2回目だけど、山Pの変装…コスプレが微妙。もっと「えっ?」って驚くくらいの変装(特殊メイクぐらいの)をしてくれるんだとばかり思ってたワタシが間違ってたのね。

『マチベン』第3回「死刑囚を救えますか?」 見応えある

キャストもゲストも安心してみていられるドラマ。なんたって今回は、保険金殺人共犯及び愛人殺害容疑者・愛川サチ役の若村麻由美さんが凄かった。悪態を吐きながらも、その内面にある美しさや哀しみがちゃんと伝わってくる演技だよ。
今回の、天知涼子(江角マキコ)の法廷戦術には「おおっ」と思わされた。自殺の証拠としての遺書があるのに、あえてそれを申請しないことが依頼人・サチの信頼を得ること。その遺書はサチにはあまりにも辛い内容だった。愛されていると信じていた愛人の本音が書かれている。それを世間に見られるくらいだったら、自分が罪を被って死刑になった方がマシと思えるくらい哀しい内容だったからこそ、隠し通したかったわけだよね。
でも、本当の本当は死刑にはなりたくなかったんじゃないだろうか。だからこそ、弁護士をコロコロ変えながら、本当に自分を救ってくれる人間を捜していたんじゃないかな。だって全て女性弁護士を指名していたんだものね。複雑な女心をわかってくれる弁護士を捜していたんだろうなぁ。
「裁判を自殺の手段にしないで」という天知涼子の言葉は、サチにもずしっときただろうなぁ。確かに判決を言い渡す人や執行する人の存在があるわけだもの。そんな涼子も、過去に自分が深川保(竜雷太)に言い渡した刑(しかもえん罪っぽい?)を、必死でひっくり返そうとしているんだよね。
あと3回しかないのに、深川保事件と天知涼子の殺人未遂事件をどうやって絡めていくんだろう。次回は一徳さんと後藤田(沢田研二)のエピソードみたいだしね。一徳さんとジュリーの共演、楽しみ〜♪。