不発連合式バックドロップ このページをアンテナに追加

June 28(Tue), 2016

[]そして今夜も荷詰めはできず そして今夜も荷詰めはできずを含むブックマーク

 公私共に「やらなきゃいけない事」が結構あって、私部分は言うまでもなく引っ越しだ。決行日まであまり日にちがないので大丈夫かと、ちょっと焦ってはいるんだけど、会社にいる間はこっそりネットで事務手続きなどをしているけれど、肝心の荷詰めはできるわけがなく、まぁ仕方ないやねと開き直るようにして、今日は会社を脱け出し珈琲豆を買いに行ってしまった。開き直りすぎな気もする。

June 27(Mon), 2016

[]世界を股にかけ 世界を股にかけを含むブックマーク

 四月に初めに辞めて去っていったバイトと、会社近所でばったりと会った。「あれ、アメリカ行くんじゃなかったのか? 何してんだ」と聞くと、「渡米のための費用とかを稼ごうと、先日までウラジオストクに行っていて、これからたぶんブラジルに行ってさらに金を稼いで、その後アメリカの親友のところに行くんです」との事。アメリカにいるゲイの親友が難病で苦しんでいるから看護に行きたい、という以前の話だけでも嘘か真かどっちなんだと思っていたが、今日の話を聞いて、ますますもって何がなんだかわからなくなってきて、これはもう、全て本当なのではないかという妙な確信めいたものが生まれてきた。今度会った時の話が楽しみだ。

June 26(Sun), 2016

[]休日派二つ星日記 休日派二つ星日記を含むブックマーク

 最近、用があって休日でも平日と同じくらいの起きているのだが、そうすると当然昼間が長くて、一日を長く使えている、気がする。これを機になるべく早起きしてみようかな。すぐに駄目になりそうだけど。引っ越し前に売る本を選別。毎回思い切っているつもりだが、今回はさらに思い切る。まぁ俺が持っている書物はたいしたものではないので、本当に読みたくなったらどっかで見つけられるはずだ。

 午後に出かけて、新宿ピカデリー『二つ星の料理人』。たまに老若男女問わずかっこいい人を愛でるだけの映画を見たくなるが、これがそれです。ブラッドリー・クーパーの青い目と髭がキュート。アイドル映画ではあるが底抜けさせずに、過去の断片を匂わせながら現在の歩みをクールに描いているのは、さすがスティーヴン・ナイトである。俺は料理をする人の仕草や動き、仕込みから慌ただしくなり、祭りのあとのようになる厨房の一連の雰囲気がフェチ気味に好きなんだけど、こういう高級料理だと味がいまいちイメージできないのが残念。制作側もわかっているのか、そこにさらっと入ってくるオムレツが効いていた。匂わせただけのパリ時代だが、あれを本気で描いたら『ディナーラッシュ』みたいな作品になりそうで、それはそれで見てみたい。まぁ撮られる事はないだろうけど。ともあれ、この映画、俺は好きでしたね。

 吉祥寺に出て、本屋などをのぞいてから、ぶらぶら新居まで歩いてみる。まぁ歩ける距離。疲れている時などではどうかなぁと思うが、まぁその時に考えてみよう。そのまま自宅に帰り、コーヒーを淹れて、明日の会議のネタ出し。途中「真田丸」を挟み、入浴、ネタ出し、日記書き、ネタ出し、寝る。

June 25(Sat), 2016

[]休日派見積もり日記 休日派見積もり日記を含むブックマーク

 朝一番で引っ越しの見積もりが来る。本当は二、三社ほど見積もりを取って比較をしたかったのだが、何せこちらの日程調整の都合上、引っ越し日まであまりないので、この一社で決めてしまう。思ったより安かったし(それでも通常よりは高いと思うが)。あと、見積もりに来た人に猫が懐いていたので、じゃあこの人に頼むかなという気にもなった。今日中に段ボールをもらえたのもよかった。さーて、荷詰め……がんばらねば。全くやる気が起きないのが困るが。

 一休みしてから外出。新宿に出て、『日本で一番悪い奴ら』を見る。主演の綾野剛はがんばっていたけれど、少し背負わせすぎたかな。「奴」ではなく「奴ら」が問題なのだが、わりと個人の枠に収斂されてしまっていたし、身の持ち崩しや後戻りできない踏み出し方の描写は甘めでした。フィクションと言い切るなら周縁も描いてほしかったかな。えげつなさで言えば『ポチの告白』には及ばず、軽快さで乗り切るには物足りず、終盤で追い込まれてからはなかなかよかったけど、もう一歩惜しいという気分でした。ピエール瀧はもちろん、TKO木下がかなりいい演技していた。最初に口を開いたのが高坂剛だったオープニングと、聞こえてくるのがギターはいいけどボーカリストじゃないからねと思ってしまう横山健の歌声だったエンディングで、少し笑ってしまいました。どちらもちょっと予想もしていなかったので。

 帰宅。家で夕飯(干物、ブロッコリーサラダ、切り干しキムチ、白米、味噌汁)。食後にカフェラテを淹れて、ラグビーの試合を見ながら飲む。ラグビー、おもしろいなぁ。これからもテレビでバンバン試合をやってほしい。

 夜の散歩を短めにしてから、入浴。日記書き。読書。寝る。

June 24(Fri), 2016

[][]この日にこれを読み終えた この日にこれを読み終えたを含むブックマーク

 ブレイディみかこヨーロッパ・コーリング 地べたからのポリティカル・レポート』(岩波書店。ちょうどいいタイミングで、今日の会社に行く電車の中で読み終えたため、イギリスのEU離脱国民投票を地続きの事として見る事ができた。

 本書は英国政治時事ネタ本で、正直言って誰かの発言や新聞雑誌の引用が多いのもあって(また引用する新聞や人物もだいたい決まっている)、内容は興味深いものの、一冊通して読むと疲れた。あくまでも「地べたから」というのがポイント。この著者はいつもちょっと論や筋の飛躍があるのが引っかかるんだけど、基本的にフラットかつ冷静な筆致は好きです。日本のレポートも本にするそうで期待。

 イギリスについての本を読むたびに思うのだが、(俺の不勉強が第一だとして)いま諸悪の根源のように言われるサッチャー保守党政権だが、ではその前夜のイギリスは「ゆりかごから墓場まで」の社会保障が破綻していたのではないのか、リベラルはその時何をしていたのか、という事がわからん。あの時ホームレスが溢れ、荒廃寸前だったという話を聞くと、とてもあのままでよかったのだ、とは言えないと思う。つまるところ、政治は状況打開のカードを持っているかどうか、なのだ。

 何にせよ、この投票結果が実際にどういう動きへと繋がるのかはまだわからない。一方でスコットランドの独立示唆もあれば、スペインの近く行われる総選挙にも影響があるだろうし、ギリシャの動向も気になるし、何ならAIIB絡みで中国だって動いてくる。言うまでもなくアメリカはあんな感じだし、ロシアもいるし、なかなか混迷の時代になろうとする中で、日本は参院選都知事選を迎える。

 ところで実は本書で一番おもしろかったのは、岩波書店の渡部朝香という編集者が、この本の企画を社内会議でプレゼンする際、The Clash『London Calling』をかけながら行った、というあとがきのくだりだったりする。ロックンロール、かっこいい。そしてそれを許して企画を通す岩波も、やるじゃない。

June 23(Thu), 2016

[]最近読んだ本 最近読んだ本を含むブックマーク

 エドゥアルド・ハルフォン『ポーランドのボクサー』(白水社松本健二訳)。いわば連作自伝短篇集で、描かれているのは「文学が現実を切り裂く」瞬間を、特にアウシュヴィッツにいた祖父の、すぐそこにあるはずの“お話”を何とか掴み取ろうと手を伸ばし続ける自身のもがき苦しむ様だ。ボクサーの話は本当にいい。日本オリジナルの形で、三冊の本を編集して一冊にしたらしく、そのせいか、途中で少しダレるというか、停滞する時があったな。身も蓋もない言い方をすれば、全部「同じ」ではあるわけだし。文学への執拗な問いかけは興味深かった。

 渡辺京二『さらば、政治よ 旅の仲間へ』(晶文社。「もう天下国家や政治については語らん」という宣言と共に、現在の日本の政治への一言。「戦前に戻るわけないだろ」「自己欺瞞ばっかり」という言葉の数々は強いが(リベラル左派に対してきつかった)、そこかしこに若干のニヒリズムも滲んでいた気がする。坂口恭平へのエールも有り。まぁ政治の話は直近のものばかりなので、それより他の話の方がおもしろかった。あとがき追記として、自身が経験した先の熊本地震について書いていて、わずか4ページだが、老いとの向き合いもあって興味深いものでした。

さらば、政治よ: 旅の仲間へ

さらば、政治よ: 旅の仲間へ

June 22(Wed), 2016

[]マッスル洗脳 マッスル洗脳を含むブックマーク

 悪友二人が、たまたま同時期に筋トレを始めて、見事にハマっていた。目に見えて身体が変化するので、中毒性があると聞いた事はあるが、まさにそうだったので笑ってしまった。ネタ半分とはいえ終始その話だからちょっと辟易しながら聞いていると、「オマエは何もしていないのか」と聞かれたので「いやぁ、俺はストレッチくらいしか」と答えたら、「どんなストレッチ?」と喰いつかれ、教えると「フルコースじゃーん。あとは筋トレをやるだけだ」と言われた。フルコースとは一体……。ただ、確かにだいぶたるんだ身体をしているから、いつの間にか辟易していたのはどこへやら、ちょっと始めようかなという気になってしまっていた。チョロイ。