娘たちとの小旅行 福井《永平寺》

 5月6日 

ゴールデンウイークは、長男夫婦が1日に来て5日に帰り、長女はタイのサムイ島旅行から本日6日早朝に帰日しました。
次女は3日に帰神して、10日に帰京の予定です。

東京にいるこの次女とは、今までなかなか足並みも揃わず、まだ一度も福井へ行ったことがないというので、duo家の菩提寺でもある曹洞宗大本山永平寺へお参りを兼ねて、今回初めて連れて行くことになりました。写真は永平寺の一番上の法堂より山門の大屋根を眺めたところです。

タイから帰ってきた長女は本日は仕事のため3人だけで出発です。

北陸自動車道、武生ICの1つ手前の今庄ICで高速を下りて、日帰り温泉花はす温泉「そまやま」で、一風呂浴びてさっぱりしたあと、武生駅前のホテルに到着です。

長女は仕事が終わってから、「雷鳥」に乗って武生まで来ると電話が入り、私のブログにたびたび出てくる福井は武生の 「いきいき料理 秀亭かねろく」さんで少し遅れて合流することになりました。

いつものごとく顔見知りのお客さんたちと一緒に、飲んで食べてくっちゃべって、結局この日も閉店すぎまで盛り上がっていました。ホテルに戻るとバタンキューで朝までぐっすりです。
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 5月7日 

今日は、いつもお願いする鮮魚仕出し屋さんで、昨日のうちに注文しておいて今朝一番で焼いて貰った40cm以上もある立派な「焼きサバ」を4本引き取ってその足で、今が最高と教えてもらった鯖江市の西山公園ツツジを観賞してきました。


すごい数のツツジで4万3千株もあるということです。

西山公園は小高い丘になっており、その斜面にびっしりと咲いたツツジは言うまでもなく圧巻でした。

てっぺんまで登ると鯖江市街を一望できます。
また山上には小さな動物園があり、レッサーパンダが飼われています。

ツツジを楽しんだ後、鯖江ICから再び高速に乗り福井北ICへ・・・duo家の菩提寺曹洞宗大本山永平寺へと向かいます。


途中 そば処「古跡館 りうぜん」 でそばを食べましたが、ここでは、そばと一緒に「精進志ぐれ」を出してくれます。見た目は「貝のしぐれ煮」そっくりですが、「生ふ」でできています。

生臭ものを使わない永平寺の精進料理ならではのアイデアと感心しました。

腹ごなしをして、いよいよ本来の目的である永平寺に到着です。

長い廊下を通り、寺内をくまなく見学し、承陽殿(じょうようでん=開祖道元禅師の御霊骨安置所)、法堂(はっとう=本堂。当代亦保禅師の説法部屋)、祓堂殿(しどうでん=檀信徒の先祖供養所・納骨所)で手を合わせ、講堂で永平寺の修行僧のビデオ鑑賞をしました。
永平寺への入門の許しを求め、山門に立つ若い修行僧・雲水たち。
永平寺に暮らす雲水は、日々の生活すべてを修行とし、今を生きる道を求める。
真の自分に目覚めるための果てしない道。
若き雲水たちの修行の一年を追ったNHKの2001年3月31日放送のビデオ(NHKハイビジョンスペシャル 永平寺 修行の四季)です。

これを見て、娘たちはなにか心に残ったものがあったでしょうか。


お天気のよいゴールデンウイークでしたが、この2日間だけが、よりによって雨でした。

それでも帰路は雨もあがり、連休前半と同様まぶしい陽の光を受けながら、焼きサバ、団助のごま豆腐、胡麻豆腐きんつばのお土産をもって無事神戸まで帰って参りました。

走行600kmの1泊2日の小旅行でした。