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2016-12-01

[]今回も傑作 The Dear Hunter ACT:V


The Dear Hunter

エモいメタルな作風やアルバムを横断するコンセプト作品な感じが、Coheed and Cambria とも類似性を感じさせるバンド The Dear Hunter。間に、いくつか単品アルバムをはさみつつ、第五弾アルバム、Act V: Hymns With the Devil in Confessional がリリースされたので聴いてみた。


やはり

やはりこのバンドの最大の特徴はそのメロディーの美しさ。その美しいメロディーを時に懐かしさを感じさせるようなポップテイストに仕上げてみたり、エモさ満開なアップテンポに仕上げてみたりと、さまざまな味わいに仕上げて見せるところがなんともたまらない魅力。

この新作ではその魅力が最高潮に花開いている。


心地よさ

とにかく耳あたりのいいサウンド。しかも、その耳あたりの良いサウンドがアルバムを通して練られた構築となっていたり、曲自体も一方でひねりを持っていて聴きごたえもある。

先述の通り、さまざまなテイストでそれが味わえるので、作品を通して、まったく飽きることはなく、心地よさに身をゆだねきることができる好作品。

リズムの面白さも兼ね備えたような Gloria なんてかなり面白い曲ですね。


知名度

一時は、バンドの存続すら大丈夫かと思うような時期もあったようにも思うけれども、前回の作品ぐらいから人気も急上昇している感じ。日本ではかなり知名度がないような気がする上に、スペルがちょっとだけ違うバンドと勘違いされることもあり得そうな感じだけれども、海外ではチャートインするほどになってきているみたい。


超お勧め

ひょっとしたら、今年のベストアルバムを争うかもしれないと思うほどにいい出来の作品。とにかく、心地よすぎる作品で、ホント、素晴らしい。

プログレメタル系なリスナーとか、ミクスチャー系なリスナーにはぜひとも聴いていただきたい、そして、日本での知名度を上げて、是非来日していただきたい、そんなバンドです。お勧め。


関連リンク:

The Dear Hunter

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Act V: Hymns With the Devil in Confessional
発売日 : 2016-09-09 (1CD)
売上ランク : 78717 位 (AMAZON.co.jp)
¥ 2,352 在庫あり。
Powered BY AmazoRogi Data as of 2016-12-02
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2016-11-29

[]おフランスのブラックメタルなポストロッカー ALCEST の怪しい香り


ALCEST

フランスのバンドで、ブラックメタルな要素とポストロックな要素が混在するという、そうきたかなミクスチャーに挑むバンド ALCEST のアルバム KODAMA を聴いてみた。


ポストなグロウル

静かな音圧、ちょっとダルな反復で音響が響き渡る、まさにポストロックな展開を見せる楽曲かと思って、浸りきって聞いていると、一方で凶暴性を見せて、グロウルでヒートアップする。MOGWAI と TOOL が混ざったようなというまさに摩訶不思議な世界がそこには展開されている。


ボーカルも

ボーカルも、コーラスワークを美しく響かせるようなそれがある一方で、先述のようにグロウルで叫びまくりもする。

そして描かれる世界は混沌なのか、それとも、儚さなのか。


美しき絶望

それはある意味、美しき絶望とも感じさせるようなそれ。儚さが滲み出す楽曲の到達点として訪れるその絶叫は、そして、疾走は、まるで絶望の淵にまでたどり着き、しかし、そこで火事場の馬鹿力とばかりに、再び疾走し始めたかのような。

そこには、力強さを感じるべきなのか、それとも、切なさを感じるべきなのか。


面白い

ミクスチャー系という意味合いでのプログレを愛するようなタイプの方は絶対聞くべきであろう作品。このバンドは私もこの作品で初めて知ったのだけれども、実際には10年近いキャリアを持つようだ。まだまだ、いろんなところに面白いバンドが眠っていることを知らされた作品です。


関連リンク:

ALCEST - official website

Kodama | Alcest

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KODAMA
発売元 : PROPH
発売日 : 2016-09-30 (1CD)
売上ランク : 2594 位 (AMAZON.co.jp)
¥ 1,661 在庫あり。
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2016-11-25

[]Devin 節満開 TRANSCENDENCE


Devin Townsend

さてさて、天才すぎる変人 Devin Townsend。変幻自在のボーカルとギターテクを持ち、さらなに素晴らしい作曲能力によって、どんなサウンドでも作り上げ、そして、演奏し歌いきってしまえるのではないかと思わせるほどに幅の広いタイプのサウンドを生み出す才人。

そんな彼の最新作 TRANSCENDENCE を聴いてみた。


満開

冒頭の壮大なオーケストレーションを持ちながらもへヴィネスを感じさせる立ち上がりだけで、Devin 様やってきました感を感じさせる作品。

そこからは、まさにDevin 節満開。

特に近年 Ziltoid シリーズなんかで活用している物語性の強い演出が、このアルバムでも感じられる。

そして、その物語の演出の中でアルバムを魅力的にするのが、Devin のそのサウンドの幅広さ。

先述の壮大なオーケストレーションに始まるかと思うと、疾走感のあるアップテンポな曲から、美しいバラッド、そして、インターミディエイトを演出する、インストパート。


美しいコーラス

そして、この作品で随所に見られるのは、そのサウンドに美しいコーラスを重ねてさらに曲の魅力を持ち上げているところ。あくまで、サウンドはヘヴィーなのだけれども、コーラスワーク、ボーカルワークは美しくて、重さと軽快さがパラレルで流れていくサウンドが心地よい。


ファン必携

Devin 作品はもともとはずれのない完成度の高い作品ばかりだけれども、またしても、この作品はファンにはたまらない一品に仕上がっています。

ファン必携の作品であると同時に多くのメタル系ファンにも聴いていただきたいそれでもあります。


関連リンク:

HevyDevy.com

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TRANSCENDENCE
発売元 : INSID
発売日 : 2016-09-09 (2CD)
売上ランク : 84018 位 (AMAZON.co.jp)
¥ 1,902 在庫あり。
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2016-11-20

[]邪悪な香りノルウェーの Seven Impale


Seven Impale

Seven Impale は、ノルウェーのバンドで、サックスも含むバンド構成で、シアトリカルで邪悪な雰囲気が、Osanna や VDGG を想起させるバンド。その2ndアルバム Contrapasso を聴いてみた。

なお、Bandcamp でもダウンロードで入手することができる。


邪悪さ

一聴してすぐに感じるのはその邪悪なサウンド。ボーカルパートというべきなのか、ナレーションパートと呼ぶべきかなのかというボーカルスタイルをサウンドの軸に持っていて、そのスタイルをヘヴィーな演奏が支えている。

キーボードサックスのうねりがやひねりが強くて、独自の雰囲気を作り上げていく。


印象深さ

同国のバンドでいうと、Motorsycho なんかも系列的には近いサウンドだと思う。その近しさでいうと、近年台頭しているポストロック系なプログレやメロディアスなプログレとはまったくもって逆を行くスタイル。さわやかさやクールさとは全く無縁のサウンドで、妖しくおどろおどろしいそれは、逆に他にはない新鮮さとして、感じられもする。


なんというか

どういった人向けにお勧めできそうかというとなかなか難しいけれども、古くからのプログレファンには印象に残るバンドではないかと思う。現代プログレとは一線を画すサウンドスタイルが、むしろ貴重な存在ともいえるヘヴィネスサウンドである。


関連リンク:

Seven Impale

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CONTRAPASSO
発売元 : PLAST
発売日 : 2016-09-23 (1CD)
売上ランク : 297726 位 (AMAZON.co.jp)
¥ 2,302 通常1〜4週間以内に発送
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2016-10-09

[]穏やかに激しく Pineapple Thief の新作


Pineapple Thief

英国のポスト=プログレ系バンド Pineapple Thief。

Porcupine Tree が最近あまり活動していないことを考えると、今やこれ系のサウンドのトップバンドといってもいい彼ら。

その新作、Your Wilderness がリリースされたので聴いてみた。


激しさも

儚さを感じさせるボーカルスタイルを中心に、どこか消えゆくような儚さを表現の武器としつつ、そこにポップなメロディーやポスト系な音響世界を重ねたりして、独特な世界観を作り上げる彼ら。

そんな彼らのこのアルバムでの特徴は、激しさだと思う。もちろん従来から確かな演奏テクニックを軸にしっかりとした演奏が、時に混沌を表現してきたけれども、このアルバムでは、その激しいドラミングを中心としたインタープレイが目を引く。


落差

そして、その激しさと従来からの彼ららしい儚いボーカルスタイルによって、見事なコントラストを生み出しているのがこの作品の特徴。

そこにあるのは、圧倒的な心地よさといってもいいように思う。感情の高まりと穏やかな落ち着き。

特にドラミングの印象深さは、Gavin Harrison の全面参加もあってのことであろう。


盛り上がり

そして、後半戦への盛り上がり。というかサウンド的には、むしろ落ち着きを見せていくのだけれども、激しさの印象が強い前半戦から、徐々に歌もの世界へと引きずり込まれていき、その彼ららしい儚さがより印象深く後半戦はまさに彼らの真骨頂だと思う。


いいです

いい出来です。Kscope 系のポスト色の強いプログレ好きの人はやはりたまらない作品でしょう。お勧めです。


関連リンク:

Home - The Pineapple Thief

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Your Wilderness
発売元 : Kscope
発売日 : 2016-08-12 (1CD)
売上ランク : 60787 位 (AMAZON.co.jp)
¥ 1,828 在庫あり。
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