タイ2日目

9/12

タイと日本の時差は2時間。
日本の方が2時間早い。
タイが朝8時だとすると、日本は朝10時となる。

ホテルについてシャワーを浴びると、タイ時間で午前1時。
つまり日本時間午前3時。
こんな時間まで起きているのは久しぶりのことだが、
おそらくは海外に来てまだ軽い興奮状態にあるのだろう、あんまり眠くない。

しかし明日は朝6時半に起きなくてはならない。
遊びに来たわけじゃないのだ。
一人で寝るにはデカすぎるベッドに大の字になって、無理やり寝る。

夜中何度も起きて熟睡とは言い難い睡眠だった。
ようやく外が明るくなってきたのを見て、もういいやと無理やり起きる。

落ち着かねー。

眠い目をこすりながら朝食。バイキング。
味噌汁とか茶碗蒸しとかあって想定外にうまかった。
日本国内のちゃんとした旅館ですら「ダシ使ってんのか?」というような味噌汁出すところあるけど、
ちゃんとダシが効いててびっくりした。
茶碗蒸しはギンナンやシイタケまで入っていた。
冷凍というわけにはいかんよねえ。ここで作ってんのかな。
納豆は黒っぽかったので手を出さなかったけど。

物珍しさで茶碗蒸しなどに手が伸びたが、おれは現地では現地のものを食いたい派なので、
タイらしい魚のフリッターや、カレーなんぞを中心に食う。
朝から辛い物というのも意外にありだなあと思う。これもうまかった。
ホテルが当たりなのか?

朝うまいものを食うとやる気がみなぎってくる。
ホテルからバスに乗って最寄駅に。

バンコク市内はBTSという高架鉄道や地下鉄などがあり、
これらを足にしたほうがよいようである。
バンコクは聞きしに勝る車社会で、市内は恒常的に渋滞。
タクシーは日本以上に走り回っているが、渋滞に巻き込まれたら
時間通りにつかないので、可能な限り電車で移動した方がよい。

BTSは運賃も50円〜150円くらいで安く、銀座線並みに次々と来る。
モノレールみたいな高いところを走っているので街並みを見るのにも適している。

最初に入線してきたとき、全面ラッピングで窓がないのにびっくりしたけど。
中からは景色が見えるようになっている。

注意点はアホみたいに冷房が効いているところ。
問答無用でガンガンである。

さて本日はとある駅で降りて一仕事。
駅前がすでにスラム感あふれてる。
ドブがすんげークセー。
無警戒で思いっきり吸い込んで吐きそうになった。

硫化硫黄系の臭いが一段階・・・どころじゃない。
ゲロ以下の臭いを知っているスピードワゴンでもきっと卒倒する。
スーパーサイヤ人でいうと8くらいきてる。

形容しようがない。
確実に言えることは、この臭いを30秒もかいだら、
まず間違いなく発狂するだろうということだ。

大げさでなく、命にかかわる臭さだった。
(今でも記憶に残ってる・・・)



さて昼はフードコートで。
英語表記で「シーフードヌードル イン レッドスープ」というのを頼む。
最初に貼った画像です。

50バーツ(150円)という安さ。
レッドスープって、赤くねーけど・・・これがうまい。
魚介系のダシだろうか、スープに味わいがある。
150円なのに具が盛りだくさん。

ヌードルは中華めんから米の麺など4種類ほどある。
(その後も結構食ったが、米の麺が好み)

う〜ん、おいしかった!



さて無事(?)本日の仕事を片付けて、夜はグリーンカレーを食う。
コクがあってうまいけど、日本で食うタイカレーとあまり変わらないので複雑な気持ち。



おれは渡航経験少ないけど、海外のメシはたいていアレでしょ。
メシのアレさで世界最●と言われるイギリスに行ったことはないけど、
その流れをくむオーストラリアは本当にアレだった。
付け合せのポテトフライが一番うまいという(それでも塩味なし)。

お湯でふやけたベビースターラーメンを「この世のうまいものベスト10」
に含める超貧乏舌のおれですらそうなのだから、
いわゆる美食家の方々はいったい海外でどうしているのか・・・

話がそれたが、タイの料理は本当にうまい。
つうか、日本人の好みに合うと思う。
日本を除く海外のメシで、韓国を抜いて俺的世界ランキングのトップに躍り出た。

メシがうまけりゃこの世はハッピー。
仕事にやる気も出ようというものだ。(つづく)