「仮面ライダー響鬼」#43 変われぬ身①


ザンキさんの死亡フラグがビンビンな件について考えてみよう】

ザンキさーん!!

 初期設定ではヒビキさんが終盤死ぬパターンも考えられていたらしい細川茂樹の話を踏まえて、もう1人のヒビキさんとも言うべきものを担っているザンキさんにそのお鉢が廻ってきたとも考えられるザンキさんの死亡フラグ


【きっかけはシュキさん】

 全てはシュキさん(片岡礼子)がザンキさんに負わせた傷が元なわけですが、このあたりの経緯については本編上では(脚本上ではあったのかもしれませんが)説明不足につきよくわかりません! まあそこまで真剣に辻褄あわせて一部のスキもないというのもツッコむ身としては面白くありませんが。

 とりあえず師匠にブッ刺されて大怪我負ったザンキさんは変身時の負荷に耐えられない身体になってました。最近まで現役だったけど。それすなわち負荷がダイレクトに寿命影響する段階に入ったから? 最も前半は胸の傷とかそういう話が一切ないので、全ては妄想、違った想像の領域です。路線変更で急に殺される事になったとか乱暴な予想もできるんですが、ヒビキさんの初期設定の話がかわって当てはまったとも考えられると当初からの予定だったような気もしなくもない。


【ボロボロなのに新武器】

「師匠と弟子」という絆がテーマの本作において、師匠に殺されかけたという1人悲しい過去を持つザンキさん。その反動で屈指の弟子バカになったザンキさんは、弟子の為に命を投げ出す事を厭わないお人です。弟子とあらば自分の弟子であるトドロキだけでなく、あきらたんにも心を砕くザンキさん。命大事にしてぇー!!(絶叫)

 そんなザンキさんに意地の悪い事に猛士は新武器を与えてました。ザンキさんの武器(「烈雷」)は引退時全てトドロキが引き継いだので、現在のザンキさんが使ってる武器(「烈斬」)は猛士が支給した最新型(公式サイトより)、最新型だからこそ身体ボロボロのザンキさんでも最低限の負荷で使いこなせる仕様なのかもしれませんが、それにしたって「死ね」って言ってるようなものなんじゃ。

 この辺りはシュキさんの「鬼が魔化魍との闘いで命を落すのは普通の事(=だからザンキさんを魔化魍もろともブッ刺したのも普通のことらしい)」という考え方や、今週のおやっさんのトドロキ再起不能における組織の人間としての軽いリアクション等、猛士の暗黒面が垣間見える瞬間。ザンキさんの主治医もさ、「変身しちゃダメですよ」っていうだけだし。


【次回予告が】

 イブキさんの変身解除したザンキさんをひっくり返しての「そんなっ……」が気になって仕方がないですが、それ以上にザンキさん全裸体が気になってしまった亜姫は不謹慎。


 ②に続く。

 

「仮面ライダー響鬼」#42 変われぬ身②


【トドロキ再起不能



「俺は今、心の中でおまえを殴った、感じなかったか? たとえ鬼になれなくても、お前は鬼の修行を積んだ者だ。教えた筈だよな?……鬼というのはな、ひとつの生き方だと。常に自分に勝つ。そういう生き方だと」


 対オロチ現象の最中、重症を追い、再起不能を勧告されたトドロキ。認めたくない現実を認められず、茫然自失の果てに「ザンキさんの手で殺してください」とまで口に出したトドロキに対し、穏やかともいえる貌で諭すザンキさんに号泣。ザンキさん死んじゃヤだ!


【今週の京介】



「わかってるんだ。あんたは本当は俺の事が嫌いなんだ。どうせ俺を落として安達を選ぶに決まってる」


 現実(運動音痴)を認められずにとんだ被害妄想で折角あきらたんがナシつけてくれた弟子を自分から辞めてしまう京介。ってキルキルさんも言ってたけど、こいつは己を認めたらとりあえず真っ先にあきらに対して謝るべきだと思います。土下座で


【今週の明日夢(ヒロイン扱い)】

 もっちーのパネルシアターにあきらたんをご同行。彼は彼で一部男子とイブキさんの恨みを買いそうです。しかしこのパネルシアターの演目が「マッチ売りの少女」って何気に不吉なんですが。だってあの話のオチってさぁ……

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