晴釣雨読

As the train goes through the mountain path, leaning on the lightcyan window, only I would think about my fun.

俺様は昨日とうとう鼻腔を焼いたんだぜ(゚∀゚)b

レーザーだぜ〜〜〜るるるる〜〜
と、中央手術室に歩いて入る元気なオペ患者。
一番奥の部屋に案内されて歩いていくと、両側の部屋全部埋まってるのがわかった。朝の9時から。みんな口に管つけてたりして、バリバリ腹腔開けてそう。最新設備。圧倒される。キョロキョロする。
こないだ109脇のボヤ騒ぎで道混んでてイライラして間違えてパトカーにクラクション鳴らしちゃった時ぐらいキョドる。

一応オペなので、心拍とサチュレーションと血圧。

血圧が最初上131とかでびびったよ。あたしは精神的には緊張してないんだけど、神経的には緊張しているらしい。
天井にはライト3台。
メインはLED10個のパネルが6枚だから60個、サブはLED6個のパネルが6枚だから36個、でそれが2台だから合計132個?とか普段やらないような計算をしてたらすぐ100に下がった。

レーザー用の保護メガネが半透明だったから

おお!内視鏡のモニタをあたしにも見せてくれるのね!と思ったら、顔に紙をかけられてしまった。なんでやねん。分娩台でも胸のあたりに紙かけられてさー、とってくださいって言うんだけど「えーだめですよー」で取り合ってもらえなかったのよね。
なぜ、見せてくれないのだろう。自分の皮膚がレーザーでじりじり焼かれてるところを見たいという、真実を把握したいという要求は他にはないのだろうか。見た目にやられて失神したならそれはそれで、やりやすいのではなかろうか。

30分ほどで終わってしまった。

直後は本当に信じられないぐらいハナがスースーしてた。感動。血管収縮剤では経験したことのない、ものすごい開放感=多幸感。
ドクターに聞いたら、まあ普通はこんなもんですよというお答え。そうなの?!普通の人はこんなに幸せなの?!?!

その感動とも10分でさようなら('A`)

車に乗ったあたりから、予言どおりのものすごい鼻閉。完全に死んでるって感じ。嗚呼!あのあたしを返して!シンデレラよりも短いじゃないの('A`)
何を嚥下しても耳から空気が抜けるという非常事態。血が数時間止まらなかった。でもハナが利かないから匂いも味もなし。水がたらたら。ティッシュ1箱。
今まで口呼吸だけはしない習慣だったのが、今は完全な口呼吸。見た目も声もバカっぽい。ただでさえ真冬で乾燥してるから、風邪ひきそう。そうなったら一体どうなるんだろう??
当然鼻なんてかめないし、ただひたすらティッシュ当ててるだけで肩が疲れてきた俺様は、鼻にティッシュ詰めてセロテープで閉じました(゚∀゚)bなんという天才ぶり。

顧問とお昼寝。

顧問はスヤスヤ。
母は悪夢。
乾燥した口腔で一部黒変した箇所があって「感染してますねー切除ですねー」って診察うけてる夢を見た。たかだか2時間のうちに何度起きたことだろう。苦しい('A`)

苦しい+味がわからない=食欲わかない。

おなかはすくけど食事がどうでもいい。
ビールも発泡酒でよござんす。
というわけで、こないだゆで卵3つ食べたらしばらく体重増えてたんだけど(マジで増えたのよゆで卵のせいとしか思えない)、ベストに戻った。