吉見ノ里を発ったのは19:31。この後は泉佐野でひとつ速いのに乗り換えて...のつもりがこれがまたもや大ハズレ。空港急行は19:34に出てしまい、次の急行は19:40発。それほど外した訳ではなかったものの、結局この時点で、浜寺公園も諏訪ノ森もなく、せいぜい残る優等列車停車駅、春木をめざす程度の時間配分になってしまっていたのです。(羽倉崎の一件がなければ、また違っていたと思われる)
急行で先を急いだはいいものの、よくよく考えると春木には停まらない種別(単なる急行)につき、何だかんだで岸和田で降りざるを得ず、さっき乗っていた各停が来るのを待って、再度乗り込むことになります。(ちなみにこの各停、泉佐野では19:36着・46発の10分待ち→参考) 先に待っている各停に岸和田で乗り換え、というのもなかった訳で、とにかく想定通りに事が運びません。南海電車とはよく言ったものだと思います。(いろいろな意味で“難解”なのです。)
吉見ノ里から通しで乗っても同じだった訳ですが、ここまで来るのに30分ちょうど。春木には、20:01に着きました。急行が停まらず、空港急行は停まる、そんな仕掛けもまた難解。空港急行の前身に当たる急行の名残でそうなっているようですが、初心者にとってこの春木駅は鬼門になりそうです。
駅の構造もまた悩ましく、上りと下りで改札が完全分離しているので、フリーパス等がない場合は、春木で上り<=>下りの折り返しができないことになります。(上り改札から下り改札に向かって歩く途中で撮ったのが、この一枚です。)
20:20発の空港急行に乗ったところで、今回のスルッとKANSAIツアーは終了(関空発の夜便で帰京)。あれこれありましたが、南海本線の急行・特急停車駅の乗り降りをクリア(本線41駅中、今回を含め17駅で乗降)することができたのは何よりでした。
★次回からいよいよ北陸編になります。通算の乗降駅数はどこまで増えたのか? ひとつお楽しみに。