風雲児たち

前々から気になっていたが、本屋であまり見かけないのでそのままにしていた、みなもと太郎風雲児たち」。
ワイド版1〜2巻をアマゾンで頼んだところ、夕方届きまして、とりあえず読み始めました。

風雲児たち (1) (SPコミックス)

風雲児たち (1) (SPコミックス)

「ホモホモセブン」はだいぶ前に買って読んでたんですけどね。
先週の週刊朝日の連載「週刊 司馬遼太郎」にみなもと太郎が「風雲児たち」で関ヶ原を描いたときの話が載っていまして、なんか背中を押されてしまいました。


当然、いろいろ脚色はあり、これでオベンキョウして入試に臨んでも点がもらえるかは分かりませんが、面白いことは間違いありません。もちろん作者が作者ですから時代考証を無視したパロディも満載で、わざわざ自分で巻末に「ギャグ注(脚注ではなく)」を数ページに渡って付けてくれていて、連載当時には自明のネタだったことを後から若い読者が読んでも狙いだけは分かるようにしてくれています。


1巻で私が一番好きなページはこれ。

徳川秀忠が信州で真田親子に足止めを食っているのを説明しているところです。真田十勇士の姿が杉浦茂の猿飛佐助たちになっています。


とりあえずワイド版が全20巻、幕末編もありますから入手も大変ですし(アマゾンで一括購入しかないか)読むのに当分かかりますね。