カレーの国のこと 2

こんにちは。はなです。


あ〜、忙しいったら、ありゃしない・・・


姐さんかぶりをして、ちょっと忙しぶってみましたが

ほんとはそれほどでもありません。でも、emihana のお尻を叩いて

一週間経たないうちの更新を催促してやりました。



ええと、今回はカレーの国のお話の続き、と言うかおまけです。



カレーの国の北の方にある大都市に滞在したお父さんと私。

空いた時間に世界遺産を見に出かけたのです。


すごいでしょ?

私はそちらにいた時だって、あっちこっち行ったり来たりしたのが

けっこうな自慢ポイントで、こちらの先輩の皆さんにもよくいろいろ聞かれて

普通の顔をしていますが、実はちょっといい気分なのです。



と言うわけで・・・

じゃ〜ん!フマユーン廟です。


皆さんも世界史の教科書なんかでご覧になったことがありませんか?

ムガール帝国第2代皇帝フマユーンさんのお墓なんですって。

フマユーンさんは16世紀の皇帝で、ご本人が事故で亡くなった後

王妃様が命じてこの廟を造らせたそうで、9年の月日をかけて出来上がったとか。


何でも、イスラム教建築の精華の一つと言われていて

この廟に影響を受けて、あの有名なタージマハルも建てられたらしいですよ。

って、この辺、ガイドブックの受け売りですけどね。


どうそ、悠久の歴史を感じてください。


廟の中は強烈な日差しも遮られ、薄暗くひんやりとしています。


石造りの棺。


王様もここで悠久の時の中に身を横たえているわけですね。




それからもう一か所行きました。クトゥビナール。

やはりこれも王様の墓廟だそうです。だいぶ朽ちていますけど。


同じ場所にある塔。


奴隷王朝に勝利した記念に建てられた塔だそうです。


こうして、せっかく世界遺産に連れて来てもらったのはいいんですが

とにかく暑いし、私もお父さんも日本を発ってから無事到着するまでの

あのすったもんだのおかげで、ホントにくたくたでしたので

正直、観光はお腹いっぱいで

「ああ・・・早くエアコンの効いた車に戻りたい・・・」

心の中でそう呟きながら、容赦ない日差しの下をとぼとぼと進んだのでした。



だからもう、仕事を終えて食事に行っても、せっかくの食事を楽しむ余裕もなく

写真の一枚も取ることはなかったのです。

・・・ごめんなさい。



さて、こうしてカレーの国でのハードな一週間を終えた後

成田に降り立つ次の土曜日に、またしても大雪が待ち構えていることを

この時はまだ知らずにいるお父さんと私でした。


ああ・・・emihana ばっかり、楽して


ホント、悔しいっ!


もう、いや〜!