初めての私 in USA

こんにちは。 はなです。





前回は私の初蔵出し画像が予想外の好評で(話、盛ってます)

気を良くした例のオバサンはさっそく第二弾だとか言って

調子に乗ってるみたいですけど、いいんでしょうか?


でも、別に私に実害もないし、好きにさせておくことにします。



それで、第二弾の今日は私in USA ってことみたいです。



私はemihana とお父さんと一緒に通算5年間アメリカに住んでいました。

ざっと前の半分が南部のテネシー州ナッシュビル近郊

後の半分が北部ミシガン州デトロイト郊外にいたことになりますが

アメリカの北と南は、なんか大昔に戦争していたこともあるとかで

訛りも気質も文化もいろいろ違うそうなのです。


私にはその辺の違いは今一つピンときませんでしたが

一番違ったのは気候で、テネシーは名古屋くらいの緯度

ミシガンは旭川くらいだと言えば、おわかりいただけますでしょうか?

大雪の中で大はしゃぎの私、これはもうすでにご紹介済みでしたよね。




まずこれはテネシーのアパートでの私。




見てください。部屋も広けりゃ手天井も高い。

The American Shiba ってかんじでしょう〜?(どこが?)



アパートの敷地内にテニスコートがありましたが

よくロストボールを見付け咥えて持って帰っては


ガシガシ・・・この弾力がちょうどいい!





かの地では、日本人同士のお付き合いが密になるらしく

しょっちゅうお客様が見えてました。


この子はemihana のお友達の息子さん。



私としては、来るものは拒まず、いつだって誰とだって

遊んでくれるんなら遊んであげる、そんなスタンスだったんですけど

この子は私が怖かったみたい。



あっちへ行って、って言われてます。私んちなんだけど。



だったら別にいいです。遊ばないでも。




どうせ、ちょっとしつこくしたら「だめでしょっ!」って

叱られるのは私なんだから・・・

って、知らん顔してたのに、結局勝手に怖がられて

この子が来たら、即ケージに入れられるようになりました。

それでも、諦めて大人しくしていた私はすごく「できた犬」だったと思います。

ね?そうですよね?(ま、後からちょびっとだけおやつはもらいましたけどね)




アメリカでは何しろ高速道路も無料だし、サービスエリアにはたいてい

犬も泊まれるようなリーズナブルなホテルがありましたから

私も一緒に一日10時間くらい延々走って遠くへ出かけるのが普通でした。


一度なんか、テネシーからカナダのケベック州まで10日以上かけて

車で転々としながら旅をしたんですよ。すごいでしょ?



アメリカとカナダの国境付近には例の「ナイアガラの滝」があって

私も何度か行ったことがあります。



ドド〜って、轟音がとどろくそのすぐ側まで近付くことができます。




とは言え、近付けば当然、豪快な水しぶきが・・・




迷惑この上なし!



早く行こうよ〜!




だけど、ちょっと歩いたら、すぐに乾きます。夏でも湿度が低いんですって。





そうそう、ここでちょっと秘密の話をしちゃいますね。


上の写真でもおわかりのように、テネシーにいた頃

emihana はまだ「痩せてる人」でした。

だから、今のemihana をご存知の方はその変わりように

「え?これがあのオバサンなわけ?」

と、時の流れの残酷さに思いを馳せたりしておいでのはずです。


で・・・何を隠そう、emihana の体重が増加の一途をたどり始めた

そのきっかけなんですが・・・



それがこれ!



ミシガンで2度目の冬(と言うか春先)私の散歩中に

氷の上で滑って転び、右足のくるぶしの靭帯を損傷してしまったのです。


全治2か月。

あのオバサンにとって、初めての大怪我。

日本と違って、自分で車を運転しないことには

買い物にもいけません。

左足ならまだ良かったんですけど。


そんなわけで、ひたすら引きこもって、おやつを食べて

DVDを観て・・・そんなことしてたら、そりゃ・・・ね?


自制心とか理性とか、emihana には一番足りないものだと

わかってはいましたが、結果は一目瞭然。

やれやれ・・・



リハビリに付き合う私。(あれ?私も増量してる・・?)



そんなこともありましたけど、あの国では、みんな私に優しかったし

犬がOKの場所も当時の日本よりたくさんあって

私にとっては、暮らしやすかったと思います。



今、新しい大統領が決まって、すごく騒然としているみたいですね。

これからどうなって行くのか、私には予想も付きません。

でも何と言っても、私の第二の故郷ですから

犬も人も、みんなで仲良く暮らしてほしいなぁと願っているんです。





西の砂漠を抜けて、ラスベガスへ向かう道の上の空。



デトロイトをカナダ側から見た時の空。




おまけ:日本の我が家の近くの空。