『中国で新しい時代に即応できる人材紹介』PART2

みなさん今週も暑い日が続きますが、熱中対策に十分お気をつけください。
さて、最近の国内報道ではメディア側が日本国内と異なり、報道言論を正直に伝えていることに私自身驚きました。
人々を安全に運ぶ重要な公共手段であり、その真実は皆さんが知る必要があると思います。そういった意味で今後の報道姿勢に応援をしていきたい次第でございます。

さて、今回は8月2日にUPした『中国で新しい時代に即応できる人材紹介』の続編となります。

ブルーネットグループでも人材事業に関しては、とても重要な事業だと認識をし、また企業・応募者に対して、WIN−WINの関係構築を果たして行くことが、今なお継続的に続く最大の目的です。

■企業から見た人材会社への要求は？
■人材から見た人材会社への要求は？
■結び；人材会社の今後のあり方？

１．企業から見た人材会社への要求は？

一般的なスタッフ系人員の募集に際して人材会社の利用はかなりの費用が発生する。しかも採用してもすぐ辞められる、いわば加害者に見えることもある。企業の要求にマッチした人材を速やかに提供すると同時に、できるだけ長期間勤めるよう指導しなければならない。人材転がしなどと見られないように企業と人材へのアフターサービスも重要である。

中国での人材紹介は、あまりにも流動性が高いことから、これまではどうせ辞めるのだから人材の質や入社後の教育などが若干軽視されてきたかもしれない。しかし本来は企業は人なりの原則から会社のためにより有効な高級人材を供給し継続的に働く仕組みまでサポートするべきであろう。　

２．人材から見た人材会社への要求は？

人材紹介事業はややもすると企業サイドに偏りがちであるが、本来、社会的責任から見た場合は人材側をもっと重視すべきであろう。成功している人材会社は、より優れた人材へのサービスが評価されたことによる。優れたサービスは、各社いろんな方法によっている。我々の網藍人材のこれまでの発展は、特定の能力ある社員による個別人材密着型のきめ細かいサービスによってきたと思っている。

しかし更なる発展のためには、人材側へのより多くの速やかな案件情報の提供と登録申請のために、社員能力に頼らないIT技術を駆使した新しいサービスをも考えなければならない。

３．結び；人材会社の今後のあり方？

１）サービスの広域化
ウエブやインタネットの活用から、オーダから人材の登録面談を含め既に、華南地区に偏らない中国全土或いはアジア全体へと拡がりつつある。私たちのホームページの募集案件を見て、カナダにいる人材を中国の日系企業が紹介し成功した経験もある。

２）中国系企業への顧客層拡大
主として日系企業へのサービスから非日系企業、特に中国系企業へ拡大を図る動きが出てきている。中国系企業の国際競争力強化の要望にも沿って在日経験者を紹介するサービスを強化したい。

３）単なる紹介サービスから総合的な人事労務サービスの提供
人材紹介はその中身に多くの貴重なサービス材料が含まれている。もっとも身近なものは人材派遣である。当社はかなり前から、短期派遣や業務完了までの限定期間の紹介などが実施されていたが、免許取得を機に派遣の依頼が増えてきている。

また賃金や福祉の相談なども人材紹介の過程で実際的なデータが蓄積され、それを見込んで企業からの問合せが多い。年一回の給与レポートの発行など含め対応に勤めている。今後の総合力を示すためにはこの面の充実は欠かせない。

４）人材紹介のIT化
募集情報についてはウエブやインタネットによる情報提供が一般的なっているが、さらに進化して登録や応募作業、面接なども人手を介さずに簡単にすばやくできるサービスが考えられる。

しかし人材会社は人間を扱う以上、人の心の琴線に触れるような至れりつくせりのサービスも重要である。大手の会社によってはあまりに機械的な紹介のためにサイトで人材から袋叩きに会うケースも見られる。従い人材や会社にとっては、人材会社が提供するいろいろな仕組みを選択できるようにするのがよい。

【華南地区日系企業向け情報サイト開設】
ブルーネットグループでは、深センを拠点とし、「広州・東莞・珠海・仏山」エリアを対象とした、日系企業向けのビジネス情報の発信をしています。また、当社では「製造現場・通関作業」の「業務効率改善」に向けた診断や、華南地区での人材紹介として、多くのお客様からのご支援を頂いております。「人事労務・昇給・中国独自のリスク」について毎回ご紹介をさせて頂きます。
また、「人材からITまで他業種の方々向けセミナー」も随時開始しています。是非、今後ともよろしくお願い申し上げます。

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