脱皮完了のリトープスたち3

脱皮完了、あるいは完了間近のリトープスの続き。
今回は、冬型と夏型の間の中間型と私が名づけている種類。中間型の自生地は、冬には雨が降らない。かといって、夏に降水量が多いわけでもない。
中間型というのは、あくまで私が便宜的に名づけたものに過ぎない。それぞれの自生地の気候は微妙に異なっている。

  • 二重脱皮した不明種2株と福来玉

不明種はどちらも花紋玉系だと思う。
家では、大人の株が二重脱皮することはほとんどない。この二株はどちらも去年の秋にHCで買ったもの。
でっぷりとした大柄の株で、肥培されたことは明らかだった。
家での栽培だと、肥料は与えないから、そんなには太らないし、二重脱皮の可能性も減ると思われる。
花紋玉の自生地はナミビアの南東部,南アフリカの国境に近い場所。また、福来玉の自生地は南アフリカ北西部、ナミビアの国境近く。つまり、両者の自生地はかなり近いところだ。

4時と7時方向の株はどちらも花紋玉系の琥珀玉。また、12時方向の株は鳴弦玉。
琥珀玉の自生地は花紋玉と同じ,ナミビアの南東部。柘榴玉系の鳴弦玉の自生地は福来玉と同じ。
7時の方向の琥珀玉、分頭した手前のほうの頂面が一部白くなっているのは、チャノホコリダニの被害を受けたもの。
被害のなかった向こう側の頭に比べて,手前の被害を受けた頭はかなり小さい。多分このままの大きさで、あまり大きくならないと思う。