カレー徒然

友人から「カレールー何使っている?」との質問LINEが来て、私のカレーの歴史を思い出す事となりました。


カレー縄文時代
実家のカレーはバーモント。
おばあちゃんが作ってくれていたためなのか、肉が足りない時には魚肉ソーセージやちくわ、さつま揚げがイン。
さつま揚げが入っていた時のテンションの下がりようといったら…もう。
肉は豚ばら肉を使用。
人参玉ねぎジャガイモ。
さつま揚げの地雷が時々あるも、ごくごく普通の家庭の味。


カレー黎明期
そんな感じで、私にとってテンションが上がるようなメニューではなかった「カレーライス」
もちろん外食してまで食べるものではありませんでした。
ですが、当時お付き合いしていた彼が、ものすごくお勧めカレー屋さんがあってどうしても連れて行きたい、と言われて、何度目かのお誘いでしぶしぶ行ったところ目からうろこ。
水を一切使わず野菜の水分のみで作られている。
そしてチキンは胸肉でスプーンでほろりと崩れるほど柔らかく煮込んである。
バーモントにはないさらりとしたスパイシーさ!!!!
そしてカレーとライスが別の皿で提供され…。
そこのカレーでの衝撃とハマり度はかなりのもので、やたらとカレーを作る回数が増える。
その特徴として
玉ねぎは大きめ4〜5個をすべてみじん切りし、多目のバターでじっくり炒め、他の野菜入れない
肉は鶏胸肉 やたらと大きく切ってほろほろに煮込みたいと思うも、うまくいかない時もあった(記憶不鮮明)
この頃はまだ市販のカレールーを中心とした味付け。
ルーは2種類混ぜる。(ジャワの辛口となんとか)
ガラムマサラを入れる
水入れない(入れるとしたら牛乳)

カレー開国
インド人が夫の日本人妻が同じマンションにいて、本場のカレーをご馳走になる。
スパイシーなのに辛過ぎない。
そして甘くないヨーグルトソースをカレーにかける、これもまたすこぶる美味。
分類的にはキーマカレーと呼ばれているものだろうか。
米もなんだか細長い。
ただ私は、若すぎた。
到底真似できるものではないと諦める。
ただ、この経験が今後のカレー時代の変遷の礎となっている。


カレーネパール王朝時代
開国から7年程度たったころに、近所にネパール人が経営しているカレー屋さんが出来、さらさらしたカレーがまたしても私の目の前に立ちはだかった。
今回は両手を思いっきり広げたくらいの大きさのナン、これがまた美味。
大きいけれども食べれちゃう、みたいな。
カレーはすこぶる美味だけど、他のメニューも全てカレースパイスの味なので何とも微妙。



朝カレーダイエット事変
朝カレーを食べたら痩せるというダイエット方法が流行し、流行に乗るべく実行。
結果は痩せない、あたりまえだ。
朝食を食べない人間が食べて、カロリー摂取しているのだから。
市販のカレールーは脂肪分が多いので、スパイスを調合してカレーを作る。
だけど、スパイスだけだと何とも・・・なので、少量のカレー粉とカレールーを使用。
味は・・・・なんとも・・・・。



半分カレールーで思い出したのが、中学校時代の調理実習でカレー粉から作るカレーを作ったが
とても真面目だった我がグループは、結果(味)を追求し、自宅より持ち込んだバーモントカレーのルーをこっそり投入したことで、他の班には考えられないほどの美味に(笑)



現在のカレー
様々なカレーが私の上を通り過ぎて行って、今の私のカレーがある。
今はキーマカレーが楽なので、作る頻度が割と高い。

使うルーはプライムジャワカレー辛口
各香辛料
カレー粉
多めの玉ねぎをみじん切り
人参はすりおろし
きのこ類みじん切り
ホールトマト1缶
ひき肉
普通のカレーを作る時には肉をヨーグルトで漬けておいたりする。
その他 残り野菜や家族の苦手な野菜を忍ばせたりします。

オリーブオイルで野菜と肉を炒めてカレールーとカレー粉、香辛料を投入。
とても簡単な作り方です!!