一作

神山健治, 東のエデン

ある日100億という金を自由に使える権利を手に入れたら
この国を変えることが出来るのか?
それぞれが理想や思惑を懸け、時代に挑むゲーム



「今時の若者」が生きる状況、学生やニートや就活生
それぞれの失望や諦め・・・願望が多角的に描かれていて
時代をうまく切り取った作品だなと思った(多少色メガネ感強いが)


映画版をまだ一切見てないのでストーリー的には何とも言えないのだけど・・・



ヒロインが、ずっと自分に想いを寄せてくれていた優しく気遣いに長けたオオスギ君より
冒険レベルに行動力があって、想像力と多少の強引さを兼ね備えたタキザワ氏に惹かれて行くのを見て
職場の女の子達が
「優しい男の人と魅力的な男の人はまったく別なのよ」と言っていたのを思い出したw


これもまた優しさと当たり障りのなさが美徳だと思っている
今時の草食系と呼ばれる若者への皮肉なのかなとも思った



薦めてくれた職場のA君ありがとう
君がおれにこの作品を見せたかった理由はよくわかったよ


考えさせられる作品は必ずしもシリアスであるとは限らないな