音楽とスポーツ

家にいるときはケーブルテレビの音楽チャンネル(MTV、Channel V、魅力音楽)をつけていることが多い。
飽きてきたので、今日はCCTV5(スポーツチャンネル)を見ています。飛び込みの国際大会の生中継をやっていた、さすが中国。

音楽チャンネルを見ていていいなーと思うのは、中国だけじゃなく台湾・香港・日本・韓国・欧米の音楽もたくさん流れること。「日韓」とか「粤語(広東語)」とかでくくられている番組もあるけど、全部ごたまぜでミックスされてることもある。
中国で人気がある曲に偏っているので同じ曲が頻繁にかかる、というのはあるけれど、この隔てなくいろんなものを受け入れちゃう感じが私は中国のすごいところだと思うし、好きなところだ。
日本や韓国では、たとえ音楽チャンネルでも自国以外の曲といえばまず欧米(というか英米か)しかないし、しかもいろんな言葉のPVがランダムにごちゃ混ぜでかかるなんて考えられないと思う。


韓国の歌手で今のところ一番多く見るのはSuper Junior。本国ではアレだけどこっちで活動してるだけあってやっぱり人気なんだわね。東方神起とかBIG BANGとかSS501もよく見るけど、彼らは日本でもやってるので(Super Juniorもそうだ)、歌は韓国語だったり日本語だったりする。こうなると「日本の歌」とか「韓国の歌」ていう区切りがだんだんよく分からなくなってきて、ていうか別に区切らなくてもいいんじゃない?という思考に自分もなってくるから不思議だ。
そしてだいたい中国語の訳詩が字幕でついているので、なるほど中国語にするとこうなるのかーと結構勉強になる。


日本の歌で私が一番見かけたのは清水翔太の「君が好き」。若干タイムラグがあるのは仕方ないとして、それにしてもちょっと意外だ、人気があるのかしら。EXILEも昔の曲から新しいのまで何回か見たけど、グループ名が中国式だと「放浪兄弟」なのがいつ見ても笑ってしまう。欧米はレディー・ガガビヨンセクリスティーナ・アギレラが毎日かかりまくり。


ついでにスポーツに関しても、このCCTV5でかなりいろいろな種目の国際試合を放送してる。中国が強い飛び込みや卓球やバドミントン、姚明のおかげで大人気のバスケットボールは当然として、中国が強いわけでもないテニスとかサッカーも。W杯は全試合放送するらしいので私も日本戦が見られる。地上波的な存在の1チャンネルで、だ。
チャンネル数とかそもそもテレビ局の成り立ちが全く違うんだろうけど、音楽とスポーツに関しては日本のテレビより広くいろんなものが見られてずっといい。まあ政治的なものになるといろいろあるんだろうけどさ。