毎日社説 社説:チベット暴動 北京五輪にダライ・ラマ招け - 毎日jp(毎日新聞)

 北京五輪聖火リレーでは、チベットの聖山チョモランマの頂上にチベット族と漢族の合同登山隊が聖火を運ぶ。それなら、なぜ五輪の開幕式にダライ・ラマ14世を招待しないのか。
 胡主席が貴賓席でチベット人の精神的指導者と語り合う度量を見せたら中国のメンツはつぶれるだろうか。その心配は無用だ。これこそ「調和」であり、中国のソフトパワーを高めることになる。
 現在のダライ・ラマは独立論者ではなく高度の自治を求めている。その自治の範囲については五輪後にじっくり話し合えばいいことではないか。北京五輪を、災いを転じて福とする機会にすべきだ。

 これは、へぇと思いました。
 香織丹⇒プンツォク・ワンギェル氏はかつてこういった…。:イザ!

国際社会は中国にダライ・ラマ14世と対話せよ、というのは、ダライ・ラマの譲歩を無視すると、いっそう「ダライ・ラマ14世のやり方が生ぬるい」とする独立派が過激になるのではないか、という懸念があろう。中国側が、ダライ・ラマ14世の譲歩にこたえ、対話に向かえば、少なくとも、それを妨害する行動は独立派とてしないだろう(ただ、対話の結果が、あまりにチベット側に無体なものであった場合はどうなるか?)。