読売社説 空自機中国派遣 見送られた歴史的な一歩 : 社説・コラム : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

 救援物資の輸送を打診してきたのは、中国側だった。その時点で担当者は、空自機の使用にも異論は挟まなかった、という。

 これは事実でしょう。北京側の思いというか。

 ところが、「空自機派遣へ」という日本の報道を受けて、中国国内世論の一部が反発したため、中国政府が、空自機受け入れに難色を示し出した。

 そういうお国柄だし。

 それにもかかわらず、中国のインターネット上で、空自機派遣への反対論が広がった背景には、90年代半ば以降の偏向した愛国主義教育による反日世論がある。中国政府自身が今や、ネット世論の暴走を御し切れないでいる。

 もっと根深い問題があるよ。