アメリカ文学会中部支部11月例会
発表2件を聞く。最初の発表はポイントがはっきりせず、言葉の定義もあいまいで、何を伝えたいのかがよくわからず。初心者ではないのだから、しっかりしてほしい。次の発表は、科研でのプロジェクトの中間報告でもあるという。フィリピン、キューバ、プエルトリコ、グアムの文学を採り上げ、故国表象を軸に論じるもの。あまりよく知られていない作家の作品が紹介され、たいへん有意義。
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Dogeaters (Contemporary American Fiction)
- 作者: Jessica Hagedorn
- 出版社/メーカー: Penguin Books
- 発売日: 1991/06/01
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- 作者: Cristina García
- 出版社/メーカー: Ballantine Books
- 発売日: 1993/02/10
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When I Was Puerto Rican (Vintage)
- 作者: Esmeralda Santiago
- 出版社/メーカー: Vintage
- 発売日: 1994/09/01
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From Unincorporated Territory [Saina] (Poetry By Individual Poets)
- 作者: Craig Santos Perez
- 出版社/メーカー: Omnidawn Pub
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American Tropics: Articulating Filipino America (Critical American Studies)
- 作者: Allan Punzalan Isaac
- 出版社/メーカー: Univ of Minnesota Pr
- 発売日: 2006/10/27
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紹介された図書の一部。Dogeaters はもう古典と言ってもいいだろうが。
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終了後、会議の後、はるばる西の方からやってきた会員をまじえ、少人数で「四季」。同じ大学で開催されていたナボコフ協会の皆さんに占拠されているかもと思ったが、皆さんは別の飲み屋へ向かわれたらしく、無事テーブル席を確保。西の会員は理由を示す助詞としてやたらに「けん」を使うようになった。土地になじんできたということか。牡蠣、きんき、げそ、芋、蓬莱泉、いずれも美味なり。
それから、12月の催しの下見をすべく、池下まで移動。店は満席で入れなかったが、厚生年金会館跡地にできた富裕層向けとおぼしき開発地区をそぞろ歩く。(カメラを持っていたので、写真を1枚撮っておく。木々のイルミネーションは酔客および子供の目を楽しませるだろうが、エネルギー資源の無駄ではある。)ラーメンもしくはリゾットでもと思い、中華とイタリアンの店の門を叩くが、すでに閉店とのこと。駅前まで戻り、ここはどうかなと「和」という店に入ると、生姜風味の醤油ラーメンが美味。満足して地下鉄に乗り、本山まで行くと、ホームで同僚の皆さんに遭遇。学会・研究会の多い1日であったらしい。サッカーは優勝を決めたし、野球のパレードもあった模様。よい1日で、人出も多かったに違いない。