星と石ころ日記

神戸在住。風の吹くまま気の向くまま。

セカイイチ2006 初場所〜HATSUBASHOW〜@心斎橋クラブクアトロ


体調は回復してきているけれど、病み上がりで仕事のリズムがつかめず今日の深夜でもうまくいかないことがあって、精神的に落ち込んで帰ってきた。


少し仮眠をとろうと布団にもぐりこみ、“今日のセカイイチのライブどうしようかな。寒いしな・・”とテンションがあがってこないまま寝ようとしていたら、郵便屋さんが。

大阪城ホールの『run rabbit run』のチケット到着!やっと届いた〜。いつまで待たせんねん。


チケットを見ていたら、やっぱりライブに行きたくなってきた。そうだ、何迷ってんだろ。いつもライブに行って力をもらってきたわたしじゃないか。落ち込んでる場合じゃない。セカイイチ、大好きなバンド。


仮眠を1時間で切り上げて、大阪へ。クアトロまでの1時間半と開場から開演までの1時間、さすがに眠くなってきて、立ったまま眠れそうだった。でも、ライブが始まったらすっきり覚めてきて、セットリストも不思議なくらい今日は頭に入ってきた。



〈セットリスト〉

01.神通力
02.石コロブ
03.聞いてますか?お月様
04.フォーク
05.三日月
06.プール
07.帰り道(アコースティックバージョン)
08.はずなもの
09.夕景
10.井の中の世界
11.カプセル(新曲 タイトル違うかも)
12.美しき遠吠え
13.虹
14.ふりだしの歌
15.忘れてた事
16.シルクハット

En
01.僕らの歌(新曲)
02.今日あの橋の向こうまで

En
03.言葉


セカイイチは去年の秋にセカイランクツアーが初めてのライブだったので、ワンマンライブ参戦は初めて。聴きたかった好きな曲盛りだくさんでテンションがあがりっぱなし。


「帰り道」のアコースティックバージョンではベースが縦長のベースだった。ウッドベースとかコントラバスみたいな。(縦長って・・・笑)ベースの健ちゃんが緊張気味に弾いていておもしろかった。

2回目のアンコールでは、“うわー、いっぱい残ってくれてる〜。もうやる曲がないんだけど”(爆笑)と言いながら、「言葉」という曲をやってくれた。


2年前までは10人くらいのお客さんの前でライブをやっていたらしい。阪神電車や京橋の駅前で夜10時過ぎに路上ライブもやっていたそうだ。(早い時間だと追っ払われる)“こんな立派な場所でたくさんの人の前でライブができて嬉しい”と話すボーカル&ギターの岩崎慧くん。彼はとても表情豊かなボーカルさんで、ライブ後半になって自然にみんなの拳が上がり始めたら、それを見て唄いながらすごく嬉しそうにニコッとしてくれる。で、その笑顔を見てわたしたちも嬉しくなる、というふうな、お互いの熱を感じながらのとてもあったかいライブだった。慧くんの笑顔は当分忘れられそうにない。



まじめに力を抜いて
気楽に僕を見失って
ゆっくりと転がり続ける
吸い込んで砕け散ったのさ・・・


「フォーク」を聴いていたら、気持ちが楽になってきた。



雨が降って 風が吹いて 私は走り続けました
気を抜けば追い越されそう 私は臆病でしょうか


あぁいいんだよ 君を悩ませる夜が来ても
この心はこんなにも 虹のように愛らしいのだ


あぁ 君とまたうまく笑い合いたいな
鳴り止まない歌声は 君の心にあるのさ・・・


「虹」の歌詞が沁みて泣きそうだった。



強行突破だったけど、今日は来てよかった。


わたしはあなたたちを好きでよかったよ。ありがとう。